私が口でしたい、と言うと、ご主人さまは完全に面白がっている表情になった。
「ここで?」
こくん、と頷く私。
「ち/ん/こ舐めたいんだ」
それもダメかなあ…って、情けない顔で、またこくんと頷いた。
「いいよ。ほら」
ご主人さまがボタンとファスナーだけ外して、
少し勃ちあがりかけている自身を取り出す。
見えちゃう
(実際には、変な喘/ぎ/声でも聞こえなければ誰も覗いたりしやしないだろうけど)
隠さなくちゃって、慌ててご主人さま自身を口に含んだ。
ファスナーが当たったら痛いかも知れない。
手の平で包むようにして、ファスナーに当たらないように握り締める。
そのまま根元を扱くように手を動かし、先のほうは舌を使ってねぶる。
ぐちゅ、とか、じゅる、とか、液体を啜り取る音。
ご主人さまは左手で私の頭を撫ぜながら、
右手でマウスを弄っているみたい。
かちかち、って音が聞こえる。
「見てごらん」
ご主人さま自身を口に含んだまま、髪をかきあげて耳に挟んだ。
ちら、と横目でモニターを眺めると、男/性/器を口に含んだ女が映ってた。
「おんなじ」
クツクツと喉の奥のほうで、笑いを噛み殺しているご主人さま。
ご主人さま自身を含んでいる口元から、吐き出す息が熱い。
自分の呼吸でのぼせそう
エ/ッ/チな気分でのぼせそう
身体が熱い
あ、誰か通った
足だけ見えたもの
足音も聞こえたもの
上から覗かれたら、私、男の人の股/間に顔を埋めてる女だ
スキモノと思われるんだろうな
時々モニターに視線を向けると、その度に違う写真が映ってる。
縛/られてたり露/出してたり舐めてたりハ/メられてたり。
時々、扉の向こうを人が通る。
その度に身体がわずかに緊張して、びくっ、と強張る私。
緊張して強張ってるのに、身体の芯は熱くてのぼせそう。
「あ…っ、ふ」
ご主人さまを頬張ったままの口元から、熱い息と声になりきれない音が漏れた。
「したくなっちゃった?」
「……」
答えられない。
したくない、なんて嘘はつけないし、無理なの判ってて「したい」って言えない。
ノー/パンだから太ももの辺りまでヌ/ル/ヌ/ルしてる気がする。
もじもじ擦り合わせる両足が、ちっとも落ち着かない。
ご主人さまが、自分で私の口から抜くように腰を引いた。
慌てて追おうとする私の動きを、ご主人さまの手が遮る。
その手を私の腰に廻して、ぐいっと持ち上げるように引き寄せられた。
「声、出すなよ」
まるで笑ってるような言い方だった。