「撮って載せてやろうか?」
「えっ?わたし?!」
「たとえば、こんな感じでさ(笑)」
下着も付けないで屋外で写真を撮られてる女性。
どこだろう…公園かなにかに見える。
「どうした、黙って」
「……うん」
たぶん、少し濡/れちゃってる。
気付かれるのヤダなあ…なんて考えながら、ちょっと上の空で写真を眺めてた。
ご主人さまには、私が食い入るようにモニターを見てると思えたんだろう。
「こういうのやりたくなっちゃった?」
「…うん……ううん…んー」
生返事をしてスカートの裾を気にしながら、もじ…と太ももを擦り合わせた。
「ああ」
「…なあに?」
「エ/ッ/チな気分になっちゃったわけね(笑)」
「……」
「縛/られてる女の裸見て、欲/情したわけだ」
「そんなこと…ない…もん」
写真をネットに載せたいかどうかはともかく、
いま身体がむ/ず/む/ずしているのは確か。
ご主人さまの言葉を素直に肯定するのは難しかったけど、
まるきり否定することも出来ない。
「そんなこと無いんだ?」
「う…ん……うん」
「どれ」
上下が空いてる頼りないドアの向こうを歩く人なんておかまいなしに、
ご主人さまは私のスカートの裾から手の平を滑り込ませてきた。
私のほうが奥に座っていたから、
ご主人さまの向こう側のドアの下から、知らない人が行き来する足だけが見えてる。
「!!、っ、人が…」
「でも濡/れてる」
「だって、こんなの見てるから」
「じゃあ止めよう」
「え…」
身体の芯のあたりがざわざわしてる。
止めよう、そう言って手をスカートの中から抜いたご主人さまを、
恨めしそうに眺めてしまった、と思う。
「なんだその顔」
「…だって」
「人がいるから止めよう」
「……」
だって触るから。
だって写真見せるから。
だって私の写真載せるって言うから。
だってだってだって。
頭の中は恨み言みたいな台詞がくるくる回ってる。
「どうしたい」
「……」
「こんなとこじゃセ/ッ/ク/スは無理だよ」
判ってるもん。
扉の上から簡単に覗き込まれちゃうし。
無理なの判ってるもん。
無理なの判ってて身体に火だけ点けるなんて、ずるい。
「…あのね」
「なに」
「お口でしたい。舐めてもいい?」