セ/ッ/ク/スの時、1番気持ちいい場所?
「…あそこ?」(恐る恐る)
「当たり前すぎる(笑)」
つまり、その答えではわざわざ聞いてみるのに値しないということ。
つまらない当たり前なことを答えてごめんなさい。
「だよね」(バツが悪い私)
「ちゃんと考えればすぐ判るよ」
繋がる部分が1番では無いということ。
当然、おっぱいとか、そんな答えでは無いはず。
「…目とか口とか」
「なんで?」
「……なんとなく」
「近いよ(笑)」
「耳!」
自分がアホなほど耳が弱いことを思い出した。
耳たぶを甘噛みされたらフニャフニャだもん(笑)
「まあ、耳も気持ちいいみたいだけどな」
お前がアホなほど耳が弱いことは知ってるけど、ハズレです。
そんな口調。
「……あたま?」
「当たり。正確には脳ね」
言われてみればその通り。
納得納得。
身体が気持ち良いのは直接的な刺激のせいだけじゃないもの。
こんな格好してる
こんな声あげてる
こんなことされてる
こんなこと言われてる
脳が焼け付くようにジリジリして、
身体は脳につられてビクンと跳ね上がるんだ。
痛いのに気持ち良いなんて、これも脳の成せる技?
与えられる全ての感覚が、『気持ち良い』という部分にシナプスで結ばれている感じ。
「指を入れてごらん」
「…ゆ、び?」
「そう、自分のゆび」
痛みと気持ち良さのすり替え作業をしている脳みそ。
ゆびなんて入れたら混乱するんじゃないかな。
なんだこれは。気持ち良いぞって。気持ち良いだけだぞって。
「入ってるの判る?」
「わ…かる。わかる」
ゆびさきでご主人さまを感じた。
薄い皮の向こう側にご主人さまが入ってる。
「あ…うごかないで」
「どうして」
「よけいに入ってるの感じるから」
前には自分のゆびが二本。
後ろにはご主人さま。
ご主人さまが動くとゆびさきがそれを拾う。
腰が揺れて、ゆびさきが揺れて、ご主人さまが揺れる。
脳の中はもうぐちゃぐちゃ。
何と何を繋ぎ合わせればよいのか判らない。
だからもう、ぜんぶ、ぜんぶ気持ち良いでいいよぜんぶ。
それがシンプル。
「どこが気持ち良いの」
「わからない。まえもうしろもぜんぶ」
だってからだじゅうぜんぶがご主人さまのものだから