ギターの世界にも流行りすたりやトレンドなど時代の流れというのがあるわけですが、

自分はギターをほとんど全くと言っていいほど弾かなかった時期が15年ほどあったので、

当然そのブランクの間に流行ったり広まったりしたものについては未知なわけです。

というわけで、続けてきた人にとっては当たり前のことでも自分にとってはすごく新鮮なものをグダグダと書いてみる、名付けて今更浦島太郎シリーズ!(これダレトク?)

 

第二弾(第一弾あったんかい)はコーティング弦。

 

ギター再開するようになって最も気になったのは、実はこのコーティング弦です。

 

ギター弾かなくなるまではずーっとERNIEBALLの.010~.046を使い続けてきましたが、その一番の理由は手に入りやすかったから。ERNIEBALLとD'Addarioは大概のスタジオやライブハウスに置いてありましたからね。万が一切れて急遽張りなおすことを考えてのことで。

あとは何故か好きなギタリストにERNIEBALL派が多かったというのもあるのかな。

べつに音が云々ということではないです(オイ)。

旧パッケージ(右)が残ってら

 

余談ですが、

学生時代の自分にとって弦代は結構な負担だったので、そうそう頻繁に弦を張り替えられずザラザラの古い弦に指が慣れてしまうんですよ。

ところが本番のライブで急に新しい弦になるもんだから、キメの一発チョーキングみたいないざ大事なところで指が滑ってスカるという(笑)

まあもちろん、滑るのはステージ上は照明と熱気で顎から滴るくらいの汗かくからというのもあるんだけど、ツルツルの新しい弦に慣れてないという、なんとも悲しい事情がそこにはあるわけです(>Д<;)

 

えーと話を戻して・・・

再開後の現在は人前で弾いたり毎日練習するわけでもなく、コーティング弦を使うにはまさにピッタリな環境なので乗り換えもやぶさかでないかと。

問題は音や弾き心地ですよね。

 

まずは定番のNANOWEBをいざ・・・

ええやん

たしかにERNIEBALL(の張りたて)とは音も感触も違うけど、これはこれで嫌いじゃないです。

コーティング弦のメリットとして、長持ちすることで弦交換の手間やコストを省けるという点が挙げられますが、なにより最大のメリットは

長期間変化が少ないことですね(当たり前だけど)。

これは宅録など家でしか弾く機会のないぼっちギタリストにとっては、とっても有難いです(よね?)。

あ、寿命に関しては、Elixirは非コーティング弦の3~5倍と謳ってますが、まぁそんな感じです(雑)。

 

で、これに味をしめたのでアコギも・・・

素敵やん

自分はフィンガリングノイズ(キュッっていう音よりもあの感触)が苦手なので、それが抑えられるコーティング弦はむしろエレキよりアコギのほうがメリット大きいかも。

 

んじゃ、コーティング弦が苦手な人のためにさらにコーティングを薄くして非コーティング弦に近づけたというエレキ弦、OPTIWEBも行ってみよー

・・・。

うーん、まあそもそも自分はNANOWEBに不満がないので、あんまりメリットは感じないかな・・・。価格も高いし若干ですが寿命も短い気がするし。

あ、あとネット上では少しテンションが緩いとの評があったのでテンションきつめのほうのレスポールに張ってみたんだけど、さほど違いは感じなかったかな。

 

てなわけで、自分にとってコーティング弦はアリでした。

唯一の不満は、弦交換の頻度が低くなるのでお掃除の頻度も低くなってしまうことですかね(無精の言い訳にはなるけど)。