音編から続いて操作編です。
このアンプはスマホやタブレットとBluetoothで繋いで操作できるというのがウリのひとつなわけですが、ちょっとわかりづらいシステムですかね。もちろんややこしいのは最初だけで、慣れてちゃんと理解すればかなり便利であることは間違いないんですが。
 
音を出すのはスマホが無くてもできますが、スマホがあると圧倒的に操作も理解も早いです。
アプリをダウンロードしてアンプとペアリングできれば、あとはアンプの中に100種類の音があらかじめプリセットされているのでまずはそれを選択して弾いてみて、気になるところを微調整していくというのがいいんじゃないでしょうか。アンプの音のセッティングに関してはいろんなところで紹介されていますし、アンプもスマホも使いこなしている方なら感覚的にわかるはずなので、ここではあまり触れません。
と言いつつ…前回JTM60のシミュレート画像紹介しましたが、その後少し修正。
例によってキャビネットはオフ。
スピーカーの位置でだいぶ違って聴こえるもんで…トレブル上げてミドル下げ。
 
あそうそう、本物のマーシャル(て言い方も変だけど)とは違い、トーンツマミはよく効きます(笑)
あとエフェクターのセッティングもなかなか複雑ですが、これはこのCODEに限ったことではないですし、音出しながらいろいろ遊ぶのが楽しいと思いますのでこれも敢えて触れません。
 
 
自分は音づくりとかアンプそのものの操作よりも、アプリの設定やアカウントページの使い方とかそっちのほうが結構ややこしく感じました。
とりわけ自分で作った音の保存方法です。00から99までプリセットがあるのですが、それのどこかに上書き保存することになるので、元々のプリセットは消えてしまうわけです。えー、気軽に保存できないやんとなるわけで。アンプの初期化はできますが、初期化すると当然自分で作った音も消えちゃいますしね。
 
ところがこの専用アプリには同じ100種類のLIBRARYというものがあって、アンプとペアリング状態にするとアプリ上でアンプのプリセットとアプリのライブラリとどちらを使うか選択できるんです(左下をタップ:画像参照)。
 
自分で作った音はアプリ上でどちらにも保存できますが、ライブラリのほうだけに保存すればアンプのプリセットは上書きされません。つまり、事実上最大200種類の音を同時に保存できることになります(そんなに要らねー)。また両方に保存して、バックアップ的な使い方もできますね。
プリセットライブラリの違いは、
プリセットはアンプに保存されるのでスマホが無くてもアンプのツマミで呼び出せますが、ライブラリはアプリ上に保存されているので、スマホがないと呼び出せません。逆に、ライブラリは自分のスマホがあれば他人のCODEアンプでも呼び出せちゃいます。
さらに、マーシャルの公式サイトにMy Marshallというページがあり、そこでアカウントを作成してライブラリを保存しておけば、極端な話他人のスマホでもパスワード入力&同期で呼び出せちゃいます(どんな状況やねん)。
 
どうでしょう、なかなかにややこしいでしょ?今のスマホ世代ならいざ知らず、ここまで理解するのに結構時間かかりましたよ(泣)
ここは正規代理店のヤマハさんに頑張ってほしいところですが、これらを文字で正しく説明するのもなかなか難しいところですかね。
 
あと面白いのは、世界中から作った音が投稿されていて、アカウントにログインするとそれをダウンロードできることです。自分で作るの面倒くさい場合はダウンロードするのも手です。
 
機能満載のアンプですがそれゆえに操作も複雑で、それがまた楽しいと言えるのかもしれません。