自分自身、緑黄色社会というバンドのことはあまりよく知らないんですが、

なんとなく、「聴くことさえも敷居が高い難解な曲を出す最近のバンドなのかな」って、勝手に思ってたんですよ。

でもテレビでたまに流れてくる、曲から切り取ったサビだけを聴くと、まぁーキャッチーでいいんです。



今なんじゃない?
メラメラとたぎれ
眠っているだけの正義
こんな僕も君のヒーローになりたいのさ



Mela!もスッキリのダンスプロジェクトで初めて聴いたんです。

こんなにも背中を押してくれるワード、先を期待させるメロディーと相まって、掴みでもう心が持ってかれる。

これが、緑黄色社会という一歩先を行くJ-POPなんだなと思った。



ボーカルの力強くも透き通った声だけじゃなく、ギター、ベース、キーボードがそれぞれ効果的に働いて、Mela!という一つの曲を形作っている。

どれが欠けても、このクオリティにはならないだろうなっていうアンサンブルになっている。

素人が評価するのも可笑しいかもしれないけど、みんな凄く上手だよね。



今なんじゃない?
メラメラとたぎる
こんな僕にも潜む正義が
どうしようもない衝動に駆られて
ほら気付けば手を握っている
ほっておけない
そんなに荷物を背負い込んでどこへ行くの
ほんのちょっと 僕にちょっと 預けてみては?
こんな僕も 君のヒーローになりたいのさ




聞いたことがあまりないワードセンスだけど、でも誰にでもわかりやすくて、凄く優しい応援歌だよね。

よくこんな曲作ったなって思った。

元気になるっていうのがウソじゃない曲。

どうしようもない衝動に駆られて、誰かのヒーローになりたくなる曲。