愛媛県というのは、本当に様々な釣りのターゲットがいるものです。
あまり広く認知されているものではありませんが、一部で神格化されているヨメゴチというターゲットも、ここ愛媛県には生息しているようです。

ヨメゴチ(2016.10.17) - WEB魚図鑑
ヨメゴチは沖合の水深20m~200m程度の砂泥底に生息している魚で、体長40cm前後まで大きくなります。
キス釣りの外道としてよく釣れるメゴチ(ネズッポ)ですが、
砂浜や堤防から釣れるものは大きくて20cm前後なので、
40cmという体長は、同族の中ではかなり大きいほうになると思います。
マハゼに対するハゼクチみたいなイメージですね。
ヨメゴチは底引き網などでは結構漁獲されるようで、天ぷらなどに利用されるため、市場に卸されることもあります。
全日本サーフキャスティング連盟という投げ釣りの団体が、釣りあげたヨメゴチの体長のランキングを競っているようですが、
陸からだと中々射程圏内に入ってこない上に、個体数も少ない魚であるため、非常にレアな魚のようです。
自分は、体長はどのくらいでも良いのでヨメゴチを1匹釣ってみたいと思い、狙ってみることにしました。

愛媛県西予市 周木漁港

久しぶりに魚釣った~
スズメダイってこんなに尻びれ青かったっけ?別の種類かな?と思ったら、普通のスズメダイでした。
観察眼が弱いこと。
いやいや、縁の小魚と戯れている場合じゃなかった。投げ釣りをしなくては。
仕事で知り合った人から「周木は深くていいよ~」って言われたんですが、どこに投げてみても10mあるか無いか。
周木って周木漁港のことじゃなかったのかな…
外海に向いている側は、堤防の付け根に行くほど根掛かりが酷いので、内側のほうが良いみたいです。
でもヨメゴチって、深いところにいると聞いているので、ここはきっと違うんだろうな…と思いながら、

まぁまぁ型の良いカワハギが釣れるので、安パイとしてお土産をゲットしておいて、他にも何か釣れないか探ってたら、

結構いっぱい釣れました。
当初の目的を忘れて遊び続けるのもなんだかなぁと思ったので、開始から2時間くらい釣って移動しました。

対岸のほうにあった名前の知らない堤防。
こっちは15~20mくらいあったので、もしかしたら可能性があるかな?と思ったんですが、深いところはたまにカワハギがいる程度でアタリが極端に少ないです。
でもたぶん釣れるとしたらこういうところなんでしょうね。
デカい獲物が釣れるわけでもなく、
お土産がいっぱいゲットできるわけでもなく、
ゲーム性も高いわけではなく、
ただ1匹の魚を釣ったという実績を得るために、不毛の地に餌を放り込む修行のような釣りと聞いていたので、
この、魚の水揚げがない静かな3時間は、ヨメゴチ釣りに足を踏み入れた自分への洗礼なんだろうなと、
しみじみ思いながら家から持ってきた野菜炒めと飯をほおばってのんびりします。
珍しく気温が20℃もあるしね。温かい。
漁港の内側はどうなんだろう?と投げた時に掛かってきたのが、

クラカケトラギス。
これは釣ったことがないぞ!
他にも滅茶苦茶小さいアタリが出たと思って、どうせ掛かってないだろうなと、そのまま手前までゆっくりズルズル引きずってきたら、

なんかミクロなやつが付いてました。
これも実は釣ったことがないサビハゼだったので、
釣ったことがないやつ2種もゲットオオォォ!
と心の中でガッツポーズしながら、これでヨメゴチまで釣ったら本当に持ってる男だな!シロアマダイとアカアマダイも先月釣っちゃったしね(自慢)とか考えていたら、
当然そんなにうまく行くはずもなく、
ガツ!
と変なアタリの出方で、明らかにヤバそうな重さが、竿にのしかかって、
急いでドラグゆるゆるにしながら慎重に引き上げてみると、

50cmもあるイラでした。
なんでこの子は毎回キスとかカワハギの、か細い仕掛けに掛かってくるんだろうと思わされます。
明らかに図体に合ってない大きさのイソメをチョボチョボ食って、セコいと思わんのか!
持ち帰って食べてやります。
結局ヨメゴチは釣れませんでした。
まぁまぁ、初戦は所詮そんなもんでしょう。
水温がどんどん低下して行くこのシーズンにトライしたのも、何かの間違いかもしれないです
(アレが釣りたい!という天啓は、やることがない寒くて暇な時期にいつも訪れる。
他のお土産(主にカワハギ)を釣りながらヨメゴチも狙うか、5月くらいまで待ってから再トライするか、ちょっと考えどころですね。
今回釣れた魚
メジナ
アカササノハベラ
スズメダイ
カワハギ
サビハゼ
クラカケトラギス
イラ
7目釣りでした。