前回の記事はこちら↓

 

12/11 赤と白のアマダイを狙おう⑩ 脱線する釣行の果てに… 愛媛県宇和島市 大島漁港 | 年中釣り日和(まだ見ぬ魚種を求めて)

 

 

 

 

 

 

前回、運よくシロアマダイを釣り、次はアカアマダイを釣ろうと思い、大良から明浜のどこかにポイントを定めようとしていたんです。

 

しかし、餌を買った次の日は妻が車を使うため、冷蔵庫の野菜室でイソメを保管して別の日にしようとも考えていたのですが、

 

いや待てよ…

 

港からフェリーに乗って島に渡れば、車使わなくても釣り出来るよね?

 

そういう考えから、初めて島のほうへ渡って釣りをしてみることにしました。

 

 

 

 

 

朝の6時に起床し、そのまま港へ。

 

 

券売所で切符を購入し、

 

 

 

 

この船で島へと渡してもらいます。

 

朝から十数人のお客さんが船へと乗り込んで行きます。

 

島で仕事がある人だったり、島へ帰る人だったり、観光の方もおられるんでしょうか。

 

どうも釣り客は自分だけのようでした。

 

出発は6:35。

 

高速船はすぐに宇和島の町中を離れ、リアス式の海岸線を横目に島へと向かいます。

 

 

 

 

よく釣りをしている蒋渕も船からよく見えます。

 

ここは「ぶぶしの瀬戸」と言って潮流が速く、様々な魚の回遊がある、磯釣りの良いポイントです。

 

渡船を使わなくても道路沿いから結構簡単にアクセスできるので、今度カゴ釣りか何かを目的に行ってみてもいいかもしれません。

 

 

 

 

 

ちょうど30分で目的地に着きました。

 

 

 

 

 

 

嘉島

 

目の前に見える場所はフェリーが着岸する場所で、

 

橋を一つ渡るとわずか30秒ほどで釣りのポイントです。

 

 

 

 

 

 

 

三脚を持って船に乗ると手荷物が多くなるので、竿だけ持ってきて、桟橋に直置きです。

 

 

全ての竿に青イソメの房掛けをセットして、投げ終えたところでゆっくりしようとしていたら、


ジーーーーーーーー!!

もう何かが餌を食ったみたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

MISSION COMPLETE!

釣っちゃいました。アカアマダイ。

開始から10分ちょっと。

目標達成したし、もう帰ってもいいくらいの気持ちになりましたが、せっかくなので別の魚種も見据えて粘ってみましょう。

 

 




この場所の水深は20〜25mと結構深いです。

その水深から上がってきそうな魚で、まだ釣ってないものを挙げると、ソコイトヨリとクラカケトラギスが可能性ありそうです。

あと何やらマトウダイとウッカリカサゴが釣れることもあるらしいので、それ狙いで活き餌釣りもしてみようと思います。






足元でサビキ釣りをして、釣れたマルアジ(青アジ)を針に掛けて投入します。

 

 




すると着底してドラグをフリーにした瞬間にジーーーっとゆるやかにドラグが出続ける。

竿を持ってみると重いだけで全然引かないけど、なんだろうな?

と思って巻き上げてくると、







マトウダイでした。


色々上手くいきすぎ。

 

釣り場のポテンシャルが凄いのかな?

 

と思っていると、そこからは良いアタリが全然無し。

 

 

 

釣れるものと言えば、

 

 

いつものエソ君。

 

このワニエソの魚影がとにかく凄くて、回収時にイソメが残ってた場合、100%中層で飛びついてくるんです。

 

結構早巻きしててもダメで、トータルで30匹は釣ったかな…

 

基本的にオモリが着底してしまえばエソが食って来ることはないんですが、

 

どうも時合に入っちゃった時が14時頃にあって、その時は着底したイソメすら食って来たりして、これ以外釣れなくなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

GOMOKU INARI TIME!

 

おいし…

 

しかも同じの2個食べました。

 

 

 

 

 

 

 

 

さてさっきのエソですが、何か小さい魚をくわえてて、口から尻尾が出てたんですよ。

 

もしかして釣ったことがない魚だったら、口から出て来たものとは言え一応新種GETになるかもしれない!

 

そう思ってエラを切って水の入ったバケツに漬けておいて、大人しくなるのを待ってたんです。

 

しばらくしてからバケツの中を除いたら、口の中に小魚がいないんです。

 

バケツの中に吐き出したと思って探してみるも、全然いない。

 

もしかして?と思ってエソのお腹を見てみると、

 

 

 

 

 

この膨らみは確実にこの中ですね。

 

死に直面していても食欲を選ぶとは、この魚の貪欲さは凄まじい。

 

じゃあ捌いて出すしかないか、となって現地で解体です。

 

 

 

 

 

あー、入ってますね。見たことがあるシルエットが。

 

これは新種ではないっぽい。

 

 

 

 

 

マダイの子供(チャリコ)でした。

 

きっちり針も返してもらいました。

 

エソは持ち帰って美味しく食べます。

 

マダイの子は、やめときます。何かね。

 

 

 

 

 

午後に入って50cmくらいのイラも釣れました。

 

これは居食いしてたやつなので、アタリが全然なかったです。

 

 

 

 

 

 

さて、16:35には船が入ってくるので、1時間前くらいには片づけを意識し出します。

 

15時半くらいになると、太陽が島の影に隠れてしまうので、もう結構暗くなりますが、

 

そのくらいの時間に、

 

ジーーーーー

 

と短いドラグの音が鳴ったので、またエソかな?と思って上げると、

 

 

 

 

 

 

ダメ押しの2匹目アカアマダイでした。

 

釣れる時は釣れるんですね。

 

これにて撤収して終了です。

 

今回はイトヨリダイが1匹も釣れなかったな。

 

 

 

 

帰り間際に30cmくらいのソウシハギがウロウロしてて、まだ釣ったことが無かったので釣りたかったんですが、船の時間が迫ってたので泣く泣く諦めました。

 

キビナゴは常時ウロついてて、時々水面でバチャバチャと踊り狂ってましたが、青物の気配は全くありませんでした。

 

 

 

 

 

宇和島の盛運汽船は往復のチケットは販売していなくて、帰りのチケットは降りた先の港で買います。

 

嘉島のチケットの購入場所はただの小屋で、

 

券売機も無ければ、30分前じゃないと職員もいないので、チケット購入の仕方を事前に知らなければ、どうしたら良いのかわからなくなります。

 

そのへんにいる人に、「職員かな?」と思って声をかけたら、仕事で嘉島に来ていた人のようで、

 

「もう嘉島での仕事は終わって、来る必要が無くなったから」と、格安でチケットを譲っていただけました。

 

しかも6枚つづりだったようで、全部あげる!って。

 

回数券の期限は1年なので、どうやら1年以内にまた島へ釣りに来る予定をざっくりと組まれたようです。

 

次に来るならウッカリカサゴ狙いかな。

 

 

 

 

 

 

何はともあれ、赤と白のアマダイを狙った今回の釣りは、これにて終了です。

 

昨年度全然釣れなかったので、ここに来て一気に運が回ってきたようですね。

 

次にチャレンジする釣り物ですが、同じ海域の投げ釣りで、まだ見たことがない魚が結構いるみたいなので、それらを拾い釣りして行こうかなと思ってます。

 


 

 

 

 

 

今回釣れた魚

 

アカアマダイ

マトウダイ

マルアジ

アカササノハベラ

マダイ

ヒレコダイ

ワニエソ

イラ

カワハギ

 

9目釣りでした

 

 

 

 

 

 

 

 

サビキで釣れたカワハギ

前回アマダイを狙った記事はこちら↓

 

6/4 赤と白のアマダイを探して⑨ 愛媛県宇和島市津島町 | 年中釣り日和(まだ見ぬ魚種を求めて)

 

 

 

 

 

12月は投げ釣り強化月間と称して、昨年度あれだけ頑張ったのに1匹も上げられなかったアマダイを、ついぞ釣ってやろうと思って気合を入れていました。

 

みかん農家の仕事も全て休み、本業もほどほどに海にばかり行くぞ!と画策していたものの…

 

この時期は体調不良になる子供が多いんですよね…

 

うちの子も一人、二人、三人と次から次へと熱が出ては、次から次へと鼻に綿棒を突っ込まれる日々。

 

合間を縫ってようやく行けた今回は、最近ハマってる大島漁港です。

 

 

 

 

 

 

 

開拓を込めて津の浦というポイントに最初に行ったんですが、根掛かりが酷くて1時間で心が折れたので、

 

どうも実績があるらしいという大島漁港へ向かうことにしました。

 

 

 

津の浦でアジを1匹釣っていたので、それをオモリもウキもない針だけの仕掛けにつけて泳がせていたら、

 

 

 

 

 

 

ヤズ(ハマチ・フクラゲ・イナダ・ブリの子)が釣れました。

いっぱい書いたけど、一つの魚です。

 

これに気を良くしてアジを追加で釣って泳がせるも、後が続きません。

 

今日は天気もよろしく、キビナゴが上層に浮いているのが見えたため、1年ぶりに気合を入れた投網を炸裂させると、

 

 

 

 

 

 

久しぶりの大量です。

 

こうやってキビナゴを取っても、友達が横からかすめ取って釣り餌にしては、足元でベラに引き換えてきます。

 

 

 

 

 

 

 

投げ釣りのほうはというと、今回はエサ取りのカワハギのアタリがあまり出なくて、結構餌が残ってきてました。

 

これはいいんじゃないか?と思っていたんですが、昼過ぎまで全くアタリが出ず。

 

イラも釣れない展開に、これは午後からに期待かな?と思っていました。

 

 

 

 

 

昼ごはんタイム。

 

最近、釣り場にお湯を持って行って味噌汁を作ることにハマってます。

 

温かいものがあると体に染みわたる季節になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

口より大きい針に食ってきたホシノエソ。

 

ちょっとレアもので嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は足元にタカベがいつもより多くいて、これを釣って食べたいな、と思い、

 

コマセを撒くと、寄ってくるのはメジナとオヤビッチャばっかり。

 

タカベも真っ先に寄ってくるんですが、目が良いので針を見切るんです。

 

そこで、小さめの針に針先を隠すようにエビをつけると…

 

掛かった!

 

 

引っかかったのはお腹だったんですけどね…

 

でも久しぶりにタカベが食べられるので嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!

 

 

 

 

タカベと戯れていると、いきなり横の竿から激しいドラグ音。心臓はすぐにバクバク。

 

竿を手に持って上げてくると、何かがついているよう。

 

あまり引かないような感じはするけど、マダイとかエソみたいに頭を振っている感じでもない。

 

イトヨリか?と思いながら上げてきて、なんか見たことがある白っぽい影に見える…

 

イラ…?

 

と思って浮かせてみるとなんと、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

46cmのシロアマダイでした。

 

網入れした友達は、滅茶苦茶なプレッシャーだったらしいです。

 

やっぱりいるんですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後は急に空がどんよりしてきて、途中雨がぱらついてきました。

 

過去の経験から、夕方になって薄暗くなると、この釣りはあまり釣れないことが多いので、大して期待しないで待っていると、

 

 

 

 

 

 

 

ジーーーーーーーーーーーー!

 

 

 

 

 

 

お、なかなか良いドラグ音。

 

16時を回ってからアタリが出るのは初めてかも。

 

 

 

 

 

頭を振っているので、おそらくアマダイではなさそうです。

 

なんだろう?と思ってワクワクしながら上げてくると、

 

 

 

 

 

マダイでした。

 

 

 

 

 

青森にいた頃は投げ釣りで随分と釣れましたけど、

 

愛媛ってマダイをだいぶ養殖したり、稚魚を放流したり、資源管理をしているようですが、

そんなにたくさんは釣れないですよね。

 

たぶん投げ釣りよりも他の釣りのほうが愛媛のマダイは釣れやすいのでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後も似たようなサイズのマダイを追加し、子供の保育園の迎えの時間になったので納竿です。

 

 

 

 

 

 

最初に釣れたアマダイが白か赤かによって、次回以降のポイント選定を変えようと思ってました。

 

赤が先に釣れた場合は、シロアマダイが多い伊方町の方面に通い、

 

白が先に釣れた場合は、アカアマダイが多い大良から明浜までのどこかにポイントを絞るつもりでした。

 

 

 

 

個人的には、苦労しそうなアカアマダイが先に釣れてほしかったな、というのはありましたが、背に腹は代えられません。

 

 

 

 

 

とりあえず1本出たという喜びを嚙みしめながら、次回以降ちょっと考えたいなと思います。

 

ちなみに八幡浜の向灘は、赤も白も両方出るらしいです。

 

1日に紅白両方出たら、陸からの釣りとしては、かなりのグランドスラムですね。

 

 

 

 

 

 

この日釣れた魚

 

シロアマダイ

トラギス

マダイ

ワニエソ

ブリ

キタマクラ

タカベ

アカハタ

カサゴ

アカササノハベラ

マアジ

マルアジ

カワハギ

ホシノエソ

メジナ

クロホシイシモチ

 

16目釣りでした

現場に到着して気づきました。

 

 

 

 

 

釣具の入ったケース一式を忘れてきたことに。

 

 

 

トランクの前で棒立ちになって5秒間ほど途方に暮れるも、そういえば竿先に仕掛けがついたままだったな、と思い、とりあえずこれでやってみることにしました。

 

マメな人は毎回仕掛けを取り外して帰るんだろうけど(というか大体そう)、こういう時、自分がものぐさで助かったなと思いました。

 

妻と息子には、この仕掛け一式が無くなったら何もすることがなくなる、なるべく根掛かりはさせないように、と伝えた上でのスタートです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宇和島市蒋渕 大島漁港

 

奇しくもこの日は新しく購入した竿とリールのデビュー日。

 

いつも3000円以下の竿に、4000円しないリール。

 

トータルで10000円もしない竿か、貰い物の竿でしか釣ったことがない自分にとって、

 

竿とリール、それぞれ一万円以上するものは、どのような物なのだろう?

 

そういった興味があって、購入してみることにしました。

 

今回購入した竿とリール↓

 

 

 
 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

期待を込めての第一投!

 

 

 

めちゃくちゃ飛ぶー

 

 

 

体感飛距離で当社比20mくらい違う気がする。

 

ドラクエで装備が「こんぼう」だったのに、いきなり「はじゃのつるぎ」に買い替えた感覚。

 

投げ釣りの竿って、重いオモリを遠くへ飛ばすために、竿尻からリールの取り付け部分まで、他の竿と比べたらかなりの長さがあるみたいですね。

また他の竿と比べてないのでわかりませんが、プライムサーフは竿先が硬いので30号~35号のオモリでも無理なく遠くへ飛ばしてくれる感覚があります。

 

そして投げ釣りのリール(パワーサーフ)ですが、他の釣りのリールと比べると明らかに特殊で、下から上に向かってスプールの直径がゆるやかに小さくなる形状。

スプールの溝も非常に浅いです。

 

1mでも先に遠投出来るように、糸の出を良くしている工夫が見て取れます。

 

また、リール上部のツマミを少ない回転数でドラグフリーに出来るよう、クイックドラグという仕様がついているのも、投げ釣り仕様だなと思いました。

 

投げ釣りをしている人には、こういった仕様があることは当たり前に知っていることかもしれませんが、釣り人生28年の中で初めて知りました(知らなさすぎを笑ってください

 

 

 

 

 

 

 

 

妻と息子が次々と釣って来るベラの針を素手で外しながら右往左往していると、

 

ジーーーーーーーーーーーーー!

 

とプライムサーフのドラグ音が。

 

おぉ早速来ましたか!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

40cmオーバーのイトヨリダイ。

 

これは幸先の良いスタートです。

 

現着した時点ですでに15時を過ぎており、釣れる時間もあと1時間ちょっとくらいだなと思いましたが、

 

もう夕飯のおかずを1本手にしているので、あとが続かなくても心に余裕があります。

 

 

 

 

 

ヤドカリもいた。

 

干からびてました。

 

 

 

 

 

 

妻の胴突き仕掛けが、割と早い段階で足元の岩の隙間にスパッと挟まって取れなくなりました。

 

仕方なくオモリを切って、そのへんにあった石ころをオモリにしました。

 

ゆらゆらと沈んで行くから落下中に餌と間違って石食べる魚いたりして?

 

石に針つけるのも面白そうです。

 

 

 

そういえばクエ釣りで石ころをオモリに使ってる人を見たことがあります。

 

石ころを固定するものはゴムバンドだったので、根掛かりをしても強く引っ張ると石ころだけが水中に残り、仕掛けだけは回収できる仕様のようです。

 

地球にやさしい仕掛けに関心してしまいました。

 

石は比重が軽いので使いどころが限られそうですが、今後胴突きをするならオモリを買う必要が少なくなるかもしれません。

 

 

 

 

 

 

あとはもう妻と息子に、適当に胴突きで釣ってもらって終了の流れかな、と思ってた頃に、

 

 

 

「何か大きい魚が泳いでるよ」

 

と息子が話してきたので水中を見てみると、何か白い影。

 

 

 

 

何だろうか?と思って息子の竿についてた胴突き仕掛けにイソメをつけて落とすと、追ってきました。

 

おぉ、ウマヅラハギだ!

 

何度か餌を取られましたが、結構しつこく餌を食って来るので、時が来るまで耐えていると、掛かった!

 

すぐさま息子に網ですくってもらい、

 

 

 

 

 

尻尾の形が変だけど、こんな大きいやつが足元で釣れるんですね。

 

 

 

 

 

たまにカワハギも混じる。

 

 

 

 

 

そうしているうちに、あたりは薄暗くなって行き、あまり大きくはないですがウマヅラハギらしき魚影がわらわらと群がり出したと思うと、あっという間に空の針にされて行きます。

 

これは釣っておかずにしたい!と心が躍っちゃってる自分、と隣で釣る妻。

 

 

 

 

息子はというと、網で何かを取ることに目覚めたらしく、キタマクラをすくってこっちに持って来てました。

 

そういえば高知の足摺港でも息子はキタマクラをすくって遊んでいたような…

 

 

 

 

 

 

 

カワハギ系が眠る夕暮れまで入れ食いの状態を楽しんで、あとは帰ってきました。

 

 

 

 

 

 

夕暮れに釣れたアジ。

 

 

 

 

 

 

 

 

その他の面々。

 

 

 

 

 

 

 

アイゴが凄く大きな群れを作って泳いでいたり、

 

結構な大きさのタカベが常駐していたり、

 

他ではあまり釣れないコロダイが釣れたり、

 

大島漁港は宇和島の中でも、いる魚の傾向が特殊な漁港という印象があります。

 

アオヤガラとキンチャクダイもいましたよ。

 

 

 

 

 

 

冬場の強い北西風が吹きつける中、風裏で釣りやすい漁港でもありますので、これからの季節はお世話になることがあるだろうなと思います。

 

エビを持って釣りに来ると、もう少し違った釣りが出来て楽しそうだな、とも思いました。

 

 

 

 

 

今回釣れた魚

 

イトヨリダイ

アカササノハベラ

クロホシイシモチ

オオスジイシモチ

マアジ

メジナ

ウマヅラハギ

カワハギ

アカハタ

カサゴ

キタマクラ

ショウサイフグ

 

12目釣りでした

11月に入ったばかりの頃に、

 

「まだ気温が高いから大丈夫でしょ」

 

と言って愛媛県南部の高台にあるキャンプ場に行ったんですが、歯をガチガチ言わせて震えるほど寒くて、

夜はほとんど眠れませんでした。

 

春から夏くらいの軽装でキャンプに行ったのはアホですよね。

放射冷却を想定してなかった自分は、完全にナメてたなと思いました。

 

その教訓を生かして、次回のキャンプはめちゃくちゃ重装備でキャンプに行く、

 

のではなく、室内でぬくぬく出来るバンガローにヒヨってしまいました。

 

 

 

 

 

高知県大月町 大月エコロジーキャンプ場

 

 

 

 

 

 

 

日曜日のキャンプ場はお客さんはおらず、貸し切り。

 

18時には職員さんも帰ってしまい、完全に我々だけになるようです。

 

その前に、近くの漁港に釣りにでも行きましょうか。

 

 

 

 

 

古満目漁港

 

 

 

娘よ。

 

髪を染めているというだけで道行く人に「あの人ヤンキーだね」と聞こえるように言うのは、やめてくれないか。

 

名誉を毀損すると悪者になるのはヤンキーではなくこちらだぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

イカの切り身をつけて下に垂らすと、ロクセンフエダイ。

 

 

 

 

 

 

クロホシフエダイ

 

 

 

 

 

 

スミツキカノコ。

 

 

 

 

 

 

 

 

などなど、夜に食べる魚を釣って、あたりが暗くなり始めたので、キャンプ場に戻ることにしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

釣ってきた魚をすぐに捌いて、

 

 

 

 

 

 

刺身を作りました。

 

刺身って紙皿に乗せるとあまり美味しそうに見えないですが、そこは魚の新鮮さと空腹のスパイスでカバーしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アカササノハベラ↑

 

 

 

 

 

ロクセンフエダイ↑

 

 

 

 

 

 

スミツキカノコ↑

 

この中だったら、皮を引いた状態が美味そうなのは断然スミツキカノコですね。

 

では食べてみましょうか。

 

ぱくっ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わずか14cmの魚から感じる脂と強い旨味。

 

スミツキカノコは間違いなく旬であると言わざるを得ない。

 

 

 

 

アカササノハベラは部位によって硬さが全然違って、コリコリから軟らかい部分まで様々。

ロクセンフエダイは程よい食感と旨味。

でも、釣り人だったら大体食べたことがある感じの刺身だと思います。

 

この中で衝撃的だったのは、やはりスミツキカノコです。

 

美味しい魚として知られるエビスダイと同じイットウダイ科の魚だからでしょうかね。

 

 

 

 

スミツキカノコって、ヒューレットパッカードみたいに、なんとなく言いたくなる響きですよね。

 

 

 

 

最近何度も経験してるんですけど、めちゃくちゃ小さな魚でも、大きい魚より脂乗りが良い場合がありますよね。

 

同じタイミングで釣れたブリが、65cmよりも35cmのほうが脂が乗っていることもあったんですよ。

 

魚って捌いてみるまでわからないですよね。

 

サワラとハマフエフキだけは大きいほど脂が乗っていましたが。

 

 

 

 

 

 

刺身を食べながらの鉄板焼肉は、好きなものだけ集めて腹いっぱい食べたいという、子供ばりのワンパクさを体現しています。

 

そりゃあもう2週間ぶりに解禁したアルコールも進みに進みます。

 

その後は倒れるように眠って、目覚めた時にはすでに朝。

 

デカいイビキをかいて周りはほとんど寝られなかったらしく、一人だけ熟睡だったようです。

 

 

 

 

 

 

ついでにヤミハタも焼いてみました。

 

塩を振って食べてみましたが、ちょっと魚臭い感じがあって、やっぱり鉄板で焼くなら肉のほうがいいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回釣れた魚

 

スミツキカノコ

ロクセンフエダイ

アカササノハベラ

ヤミハタ

カサゴ

クロホシフエダイ

キタマクラ

 

7目釣りでした

大洲市のラ・ムーというスーパーで、たまに「トラハゼ」と書かれたトラギスがパックに詰められて売られていることがあります。

 

キスという名をつけられていながらも、見た目はハゼのほうが近いので、標準和名をトラハゼにしたほうがよかったんじゃないかと思う時がたまにあります。

 

トラギス自体に需要があるのか、陳列を賑わすために置かれているだけなのかはわかりませんが、スーパーでこういうのがあるのを見るとワクワクしながらも買いません。

 

 

前回の釣りでは、投げ釣りをほどほどにして別の釣りにシフトしたため、トラギスは3匹だけでした。

 

そこで、一緒に釣ったオオグチイシチビキや、カサゴなどと一緒にまとめて天ぷらにしました。

 

 

オオグチイシチビキは下の二つはサイズが小さめなので天ぷら行き、

 

上の1匹は、焼き切りで再トライしたいと思います。

 

というのも、1年前の夏にオオグチイシチビキを釣った時に、「なんて味のない刺身だ」と思った記憶があり、その真偽のほどを別の季節に確かめてみたくて、今回1匹を焼き切りにしました。

 

 

 

 

 

皮が薄いので炙りは弱めで大丈夫な魚。

 

皮目からよく脂が染み出すので、美味い魚の条件は揃っているはずなんですけどね。

 

まずはこのオオグチイシチビキの焼き切りを食べてみましょう。

 

パクっと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やっぱり脂はあるけど味が薄いんだよなぁ。

 

醤油だけが先に喉奥に流れて行き、味の少ない柔らか刺身だけが口に残るパターン。

 

ただ、皮目が美味いのでそこは身の味の薄さを補ってくれて、スタンダードな刺身の味まで引き上げてはくれてる気がします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天ぷらが揚がりました。

 

トラギス、オオグチイシチビキ、カサゴ、カゴカキダイ。

 

ではこちらもいただいてみましょう。

 

もぐもぐ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トラギスが一番美味い。

 

どの天ぷらも美味いんですよ。

 

カゴカキダイも特徴的な風味がありながらも美味しいし、鮮度落ちが懸念されたオオグチイシチビキも臭みがない。

 

当然のようにカサゴは旨い。

 

中でも、前回刺身で食べた時に味が無かったトラギスが、ここに来て急にランクアップしてきたのが驚きでした。

 

ハゼといいキスといい、体が細いタイプの魚は天ぷらで美味いというのがあるんでしょうか。

 

やはり油の力は絶大です。

 

 

 

 

 

 

 

 

少し大きめのオオモンハタはスタンダードな握り寿司と、

 

食べるラー油、ネギで創作寿司。

 

小さなマダイは皮目を炙ってマヨネーズをかけて、はま寿司風になりました。

 

自分が作ると見た目はいい加減になりますが、妻が作ると綺麗になります。

 

こういうのって性格が表れます。