2月6日(ブルームバーグ):米保険・投資会社バークシャー・ハサウェイを率いる資産家ウォーレン・バフェット氏は6日、信用収縮は進行していないとの認識を示すとともに、ドル相場は下落する可能性が高いと予想した。

  バフェット氏はトロントでの集まりでの質疑応答で、資金は調達できる状況にあり、「かなり割安な水準」での借り入れが可能だと述べた。ドル相場については、政策に変更がない場合、向こう10年間に下落する公算が大きいと言及した。


  バフェット氏は「持続不可能なことがあれば、それは結果を伴うだろう。今のところその結果は主要通貨に対するドルの全般的な下落だ」と指摘。「同じ政策が続いた場合、向こう5年、10年は同じ結果が表れるだろう」と述べた。


  インフレについては、「緩和」された状態にあるとする一方で、向こう10 年はインフレが一段と広がる可能性が高いとの見方を示した。米経済がリセッション(景気後退)入りする見通しに関しては「全く分からない」と述べた。


------------------------------------------


米国経済のリセッションの可能性について全く分からないと回答したのは意外だな。もうすでにリセッション入りしてると思うけど。


信用収縮は進行していないというのは、まさに借り入れ利率のことで、米国経済の場合は社債がどれだけ売れるかであり、資本がどれだけ入るかの方が日本よりも数倍大事なので、社債市場や株式市場の信用収縮は確実に起こっている。さらに借り入れ利率は下がってはいるが、銀行がCDOなどで流動性を失っているのでかといってリスクの高い貸し出しはやりにくい状況となっている。つまり住宅ローンはリスクが高いため貸し渋りが起こっているが、大企業向け貸し出しは貸し渋りの兆候は全くない。新興企業向けはどうなんだろうか?データがない。