シャーリーズ・セロン主演のこの作品。
10キロも体重を増やして、
美貌のイメージを捨ててまでも挑んだ理由はどこにあったのか?
娼婦でありレズであり殺人者という
米国初の女性による連続殺人事件の犯人アイリーン・ウォーノスを描いた作品。
途中で見るのを辞めようかと思ったほど
この人の人生があまりにも破滅的で、救いようがなくて
でも彼女の生い立ちを考えるととても非難されるものではないと感じ
物凄く複雑な思いにとらわれる。
1年くらい前に読んだ桐野夏生の「グロテスク」の参考になったようで
どっちも実話だけど、女性をモンスターと呼ぶのは同じ。
グロテスクは東電OL殺人事件を題材にした話で、
殺人犯として捕らえられたゴビンダさんは今も冤罪を主張して戦っている。
東電OLはエリートとしての昼の顔を持っており、
アイリーン・ウォーノスは生い立ちから不幸で
13歳から家庭の事情で娼婦としての道を歩み
東電のOLとはルーツも人を殺したというところも全然違うんですが
どこか似ていると感じる。
娼婦としての人生が辞められなくなっていく時の心情がよく似ているのかな。
どんどん深みに嵌っていく時、
社会的に間違ってる目標へどんどん突き進んでいく時の
欲望とその努力というか・・・
まぁこの映画を見て色々考えてしまうことは多いです。
精神的に不安定な時に見ると、物凄く落ち込んでしまって駄目な映画ですが
見る価値は大いにあるし、やはり評価が高い映画ですね。
ちなみに主役のシャーリーズ・セロン