あの衝撃的な映像を目撃してからはや5年ですか。
ちょうどあの時自分は、カナダに短期の留学に行ってたもんで
いつになったら日本に帰れるんだと一瞬覚悟した日本人の1人だったでしょう。
あの日はたしか月曜日の朝だったと思うけど、
その前々日に友達がシアトルにイチローを見に行って
日曜日の夜に運良く帰ってこれたという記憶があります。
そのわずか8時間後くらいにアメリカから出国禁止になったからね。
自分達は日本に帰るチケットはシアトルから取ってるから
帰る日になったら陸路で何とかしてシアトルまで辿り着かないといけないことが
判明したので、10時間くらいかけてバスで移動しました。
何よりも緊張したのがバスの中での入国審査。
サングラスかけた警察が銃を持ちながら
おれのパスポートを確認してるんですよ・・・
あまりの緊張にちびりそうになったし、
何よりも関西弁交じりの下手な英語が通じなかったらどうしようかとかなりビビッてました。
日本人だから大丈夫なんだろうけど、もっとイスラム系の人は相当苦労したんだろな。
月曜日の朝6時くらいだったか、隣の部屋で寝てるホストファーザーの部屋から
爆音でテレビの音が流れてきてて、何やらニュースキャスターが大騒ぎしてるのが
わかったんだけど、お互いの部屋にあんまり干渉しないのが欧米流だから
うるさいなと思いつつリビングで朝飯食ってたら、
その父が飛んできて、
「オーマイガー、ニューヨークのWTCというビル知ってるか?」
と、息荒く質問され
「あー、知ってるよー。」と答えたら、
「あそこにジェット機が追突したんだ。。。わかるか?ビルが崩壊したんだよ」
俺、「何いってんねん。ほんな訳あるかいな~」と
半信半疑の中、父の部屋に行きテレビを凝視・・・
(向こうのテレビはCATVがほとんどのため画像が悪い)
たしかにビルが崩壊してるけど、映画のワンシーンかとまだ疑ってる自分。
ず~っとテレビで見てたけど、いつまで経ってもまだ信じられない。。。
学校行く準備をしてる間に、今後のことがだんだん不安になってきて
もしかして日本に帰れないんじゃ?とか、
NYが狙われるって事は東京も・・・なんて思い始めたら
不安心理の中、妄想は止まらなくなって
色んな緊張感からか手足が震えてきたのは今でも鮮明に覚えてるね。
まぁ、そんな時父から「もしあれだったらずっと住んでても良いんだぞ」と言ってくれたのは
何かすごく和ませてもらったし、ありがたかったね。
ちなみに、このホストファーザーはトリニダードトバゴの元サッカー選手。
ペレみたいな顔してたね。EDではありません。笑
で、その日学校に行ったけど当然授業は中止。みんなでテレビ見てた。
CNNをずっと見てたけど、廊下のテレビにもみんな立ち止まって泣いてる人もちらほら。。
そんな中、イギリス系の先生に怖くないの?と聞いてみたら
「全然。」ときっぱり答えられたのが印象的でしたね。
慣れてるとか言う奴もいたし、やはり諸外国では感覚が違うわと実感した一面でありました。
で、友人のホストファミリーはイスラム系の人だったらしく
テロがあった当日、家の中で粛々とパーティーが開かれたそうです。
日本ではおそらくあり得ない、これが多人種国家の器の大きさなんだなぁと・・・
そんな時イスラム系にもキリスト系にもなんとも思われてない
日本は得だなぁと思いましたね。
まとまりのない文章ですが、この5年で何が変わったんでしょうか?
戦争とは国と国が争うものではなく、
過激派集団と国が争うものだという認識に変わった事はひとつ大きなことですね。
テロは戦争だとね。
あとは、日本とアメリカが非常に親密になったことも重要です。
テロが起こったときでも、カナダ人から見たらアメリカと日本は
一心同体だろと言われたモンですが、あの時よりもさらに深まったように思います。
しかし、この反動はいずれ来るでしょう。
だって、絶対おかしいもん。歪んでるもんね。
大体、人種が違うし。
奴らは、有色人種を何かと差別しますからね。
気をつけましょう。
今日アルカイダがテロ予告をまた行いましたが
これもまだまだ本気だと見るべきですよね。