日本臨床心理学会から訴えられた私たち5人の会員が、訴えられる前に志していて、永久除名と恫喝訴訟という「排除(提訴した人たちの言葉)」によって妨げられたのは、

以下のことです。

 

1)  日本臨床心理学会を独自のやり方で、学術団体の水準に戻そうとしたこと。

つまり、他の心理学学会で取り上げない「非科学的」と言われる代替治療の学術的研究や、民間の治療実践者との恊働研究。

 

2)精神医療被害当事者自身が言論活動の中心となること。

つまり、研修会の講師として医者ではなく患者が語ること、学会誌に精神科医療で受けた治療の実態を自分自身の体験を踏まえて告発し、改善を提言すること。

 

これらが、これまでこの学会が掲げて来た理念を、裁判をしてまでも脅かすものであるとは、一見すると分りません。

だから、第三者からは争点が大変に分りにくい裁判では、「勝訴したほうが、正しいんだろう」と、司法への信頼から、後付けで判断されることになります。

https://ameblo.jp/slapp-nyan/entry-12279263021.html

 

しかし、司法判断が、いかに権力におもねって人為的に歪めれるものなのかは、もっと広く知られていいと思います。

なぜなら、ネット上で自由に発言できるいま、誰でも、いつ、突然に、訴えられて、「被告」になるかは分らないのですから。

 

 

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ですので、私たちは、亀口代表の訴状にある大げさな文言にあきれて、誤解にもとづいた言いがかりもはなはだしいので、これがまさか裁判で通るわけがない、と当初は思っていました。

 

...被告らの上記行動がこれ以上続けば、原告は、これまで営々と築いてきた評価と信頼を根こそぎ破壊され、崩壊の危機にさらされ、その招来されるであろう結果は誠に恐るべきものがある。

(「大阪地方裁判所民事部(ワ)第12970号訴状」2015年12月25日、

原告訴訟代理人弁護士 中北龍太郎、8頁より)

 

 

 

しかし、どうも、そうではなかったようです。

 

亀口さんたちにとっては、この中北龍太郎弁護士の吹き出しそうな大げさな語りが、本気の本心だったのかも....と、結審前の被告給与差押え事件で、ほとほとあきれかえりながらも、その本気度を知りました。

 

私たちがしでかそうとしたことは、永久除名→いやがらせ恫喝提訴→判決前の被告給与差押えという、暴力的なえげつないやり方で、排除と排撃に、聖人君子と誉れの高い亀口公一さんを走らせてしまうほどに、「社会的弱者に寄り添い共に生きる」聖者さんたちにとっては、心底から絶対相容れないことだったのかしら.....??

 

でも、私たちが裁判の書面で何度も問いかけても、亀口さんたちは、私たち被告の学会改革案のどこが「これまで営々と築いてきた評価と信頼を根こそぎ破壊され、崩壊の危機にさらされ、その招来されるであろう誠に恐るべき結果」となるのか、その理由を全く一度も、具体的に詳しく説明しなかったのです。裁判の審理の中でも、亀口さんたちが編集した機関誌や広報紙でも...。

 

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だから私たちは、「公認心理師でお金儲けをして自分たちの地位を安定させるのに、邪魔だから排除して口封じをしたい...なんて本音を言えないから、嫌よ嫌よという気分を分ってね」という意味なんだねと、提訴理由文をあっさりと解釈していました。

 

その解釈は概ねは間違っていないと思います。なぜなら、この経済利権確保の事情を私たちの方から解説しても、亀口さんたちは一切の反論をしないのですから。

むしろ、亀口さんは、なにをヤボなことを。そんな誰でも分る当たり前のことをわざわざ口にだせるか、というぐらいの思いで、放置されているのだと思います。

 

ですが、控訴審判決がまだ出ていないにも関わらず、ふつうはしない(とベテラン弁護士があきれるような)、結審前の給与差押え請求という、亀口さんたち原告のやり口を見て、これは、どうも、そのような経済原理だけでなく、通常の怨みや怒り以上のとてつもなく暴力的な情動から、この提訴がなさているのだなあと思いました。

 

 

ともあれ、一審判決で、亀口さんはとてもほっとされたことでしょう。喜色満面で、ネットで私たち被告の実名を公表して「全面勝利」宣言をなさいました。

 

だって、一審判決では、亀口さんたちが学会資産から自己判断で拠出したお金が、2倍になって返ってくるのですから。(組織の預かり資産を、投機に手を出して大損害を与えても我関せずという某組織幹部とは大違い、大いなる功績ですね!!)

 

組織でやる裁判は、組織の金を使って、有名弁護士に投資して、ウマくやればもうかる!!という実績ができたわけです。

これで味をしめ、学会の今後の収益事業として、控訴審判決後年内にでも、第二第三の恫喝提訴を次々と仕掛けてくるのだなあ....やれやれ季節性うつが進みそうです。

 

 

 

任意団体「日本臨床心理学会」を深く愛する人たちは、「無知」*というより、「知りたく無」かったのだと思います。

 

<何>を「知りたく無」かったのか?

おそらく…その<何>さえ、「知りたく無」いのでしょう。

その防衛システムが、対話(ダイアローグ)の拒絶と黙殺

 

策士が策に溺れると言われます。

心理学「専門家?」を称する人々は、自らの防衛機制の無知、つまり「否認」に溺れるのではないかしら。

 

*無知:無ー知:無ー意識と、Frued,S.の用語の原語を解することができます。

 

 

裁判に至るまでの、日本臨床心理学会の運営委員会内部で生じていた問題

http://nichirinshin-o.sakura.ne.jp/wordpress/