9-5)   監事見解も無視、前年度予算案報告を削除し恣意的解釈で取り繕い

 

 第2号議案問題箇所(『機関誌』52-1,p77~78)の検討を続ける。中締めとして、Xのp77の記述への論評を取りまとめよう。

 

① 「2013年度に活動できなかった関西委員会」(p77,左下)とのXの記述は、事実とは異なる。

 年度当初より、下記催しの年内開催に備えた、資料・情報収集と、開催準備検討会が、関西在20期運営委員で進められていた。

 ところが、地方委員会活動廃止が打診や予告も無く一方的に申し渡されたため、準備に費やした立替経費は「心楽の会」が肩代わりし、内容を縮小して遂行した

 

② 旅費重複払いがあったことを、Xに洗い出して頂き、会員委託資産の損失を防ぐことが叶った。この点は有り難かった。ただし、この事態をまずは、支出責務者の筆者に、知らせるべきではなかったか。

 なぜなら、「重複払い」との指摘ではあるものの、重なったとされる2件の間には、3,140円の差がある。本来送付すべき対象者を、筆者が取り違えたとの可能性が否めない。その会見担当者としての本来的対処より、前任者の濫費というあら探しの証拠を残しておくことに、Xの関心はあったとものと解さざるを得ない。

 

③ 充川(仮名)の供託については、同人の信念に基づいた選択であり、前任会計担当者の執務情況とはなんら関わりがない。(このようにXはじめSLAPP原告らは、自らと対立する人々に、アリの群れのごとき自ら自身の習性を投影し、個の思想の無さを想定する傾向にある。) 

 

④ 前任暫定会計担当であり出納責任者であった筆者への問合せをXは一切行わず、詳しい事情を知ることがない受給者(退会会員)に、直接聴取や返戻請求を行った

 そのように唐突に前触れ無しに非難の意を含んだ問い合わせを受けた同人を当惑に陥らせた状況に乗じて、X側に都合のよい言質を当人から引き出した。

 

⑤ この言質に基づき、Xの憶測を煉り込んだ、第三者への印象操作としての感想文を、あたかも客観的な決算報告文であるかに装って機関誌に掲載した。

 これに気づいた筆者と、筆者からの同受給者への問い合わせに応じた同人からの修正申告を無視し、再度の回答要求を無視し、歪曲された文言を修正を拒絶した。

 

⑥ 筆者と本件関係者を誹謗する不実が綴られた歪曲記事を、本学会の恒久的記録文として残した。

 

⑦ その結果、当該不実記載箇所に、実名を以て記された人々の名誉を毀損した。

 

⑧ 大連国際大会の大会会計については、暫定会計担当である筆者は管掌していない。大会会計担当者(非会員)からは、期限内に本学会運営委員会に対して収支報告書を送付済みであったにも関わらず、その数ヶ月後に督促を受けたとの苦情を、伝え聞いている。

 

 以上を、2014年総会議案書p77記載事項への論評のまとめとする。

 

 次のp78、ここからは、予算をオーバーした三費目に関する記述となる。

 論理的に不整合な取り繕いの文言の羅列と、支出金額数値(計算)の粉飾が甚だしい箇所である。

 

(つづく)

 

http://nichirinshin-o.sakura.ne.jp/wordpress/2013/11/杜撰!のcp紙176号が発刊:隠蔽・会則違反・無/