8-2) 真の目的は、再審議要請権の剥奪

 

 引き続き「21期運営委」の会則違反を質す。なぜ「21期」の旧来多選派の人々は、前49回総会の「議決事項」を「(仮称)コロニアルサイコロジスト」<紙>か『◎○○○学研究』<誌>で「公示」せず、単票(紙1枚)を会員に郵送したのか。

 

 この明白な会則違反の目的もまた、明白である。

 

会則17条(総会)第5項

議決は、機関誌、紙を通じて会員に周知徹底される。会員は、機関誌、紙刊行後2カ月以内に再審議のための臨時総会の開催を要請することができる。

 

 本会則は、21期の「公式サイト」に掲示されている。

 

 

 そもそも、総会の「議決事項」は、何のために、

会員に「周知徹底」されねばならないのか?

 

          それは、会員に再審議を求める機会を

               保証するために他ならない。

 

 

 

  なぜ、「機関誌、紙を通じ」なければならないのか?

 

        それは、再審議要請権の有効期限の起点

                  とするためである。

                                 

 「21期」を称する執行部は、告知を急いだあまり、つい「議決事項公示」媒体の指定(誌、紙)に背いたのではない。

 

  「未審議議案」内容を、うっかり書き忘れたのではない。

 

 単純なミスや錯誤ではなく、清明な意識で意図的かつ強い意志に基づく方略に依って、会員から<再審議請求の権利を奪った> のである。

 

 このように、会員の権利を蹂躙してまでも、旧来多選派は、本学会を、意のままに支配し続けることを望む。

 

 これを、独裁と呼ばず、如何なる形容が可能であろう。

 

(つづく)