H29.RinShin in 修学院(と、ちょうど先週末無事終了した学際研修セミナー、勝手に略称変更しちゃいました。)の初日の午前午後を通して、せっかく天然の妙に満ちた場所での開催なので、会場周辺のお散歩を森林セラピー風に楽しんでいただければ、と、場外での分科会を企画しました。

https://taikai2017.jimdo.com/修学院離宮等史蹟逍遥談義-分科会/

 

今年のメインテーマ、医療、薬、「臨床」...に密接に連なるものとして、当初の計画では、武田製薬の薬草園を見学したかったのです。....だけど、今は一般公開していなくて、残念。

 

そこで、修学院離宮見学はせめてぜひコースに入れたいと、少ない時間の中でけっこうがんばりました。

 

最初の宮内庁への申込のときに、参加者の氏名と住所、職業や生年月日(年齢)も申告しないといけなくて、その許可のお返事も数日後に返って来ました。

さすが宮内庁....物々しいなあ...とちょっと引いてしまっていたのですが、お2人分の予約入替えが必要になって、恐る恐る電話をかけてみたら、とっても親切で優しい対応で、ほっとしました。

 

でも手続きは、しっかりしていて、予約時間変更の場合、本人の方からのキャンセルしか受け付けないとか....でも、係の方の電話の対応はとても懇切でしたし、前日でのこちらからのお話がしっかり伝達されていました。

当日、午前の部の出発時間に、車で来れられた方が道路事情で遅延した時も、規則は規則として、運用面でフレキシブルで懇切な対応をして頂きました。

 

現地で、出発時間近くになってもメンバーが来られなくて、すっかり困惑してしまったにゃんでした。が、30年前に運転免許を取得して以来国家権力におののき生きるにゃん生となったにゃんにとっては、ノーブルな面持ちの皇宮警察の方との接近遭遇(端からみたら、「押し問答」とも見えたかもしれない....)もいまは、滅多に体験できないよい思い出となりました!

 

そうやって、入口でうろうろおろおろしていたとき、薄物の白地のお着物でぴしっと装った細身のマダムがハイヤーで乗り付けて、よれよれ作務衣のにゃんの側を颯と通り過ぎて、入場していかれました。

座長の實川さんも離宮に入るには作務衣は失礼と、この日差しの下、着流しだけど単衣の江戸小紋。

今回にゃんは見学できなかったけど、いつかまた余裕ができたら、ぜひ行きたい...。