本日2017年5月22日の、「(仮称)弱者との共生学会」のインターネット上の「公式サイト」に、会長(つまり、SLAPP原告代表者)のお名前で、「全面勝訴のおしらせ」と題した<全面勝利宣言>が掲載されました。

 

同じ文は既に、先月4月28日付けの会員に郵送された、会員向け広報紙最新号に掲載されているものと同文です。

なので、ここには、当事者の氏名が全て実名で公表されています。

 

また、その勝ち誇った書き振りには、「勝者史観」だけならまだしも、悪意が籠ってるんじゃないかと思えてしまう言い回しが満載。勧善懲悪、正義は勝った、悪は滅びた、わっはっは.....的な印象誘導が感じられるのは、その2ヶ月半前に年会費をむしり取られて永久除名された上、1000万損害賠償SLAPP訴訟で訴えられた私のひがみなんでしょうか.....。

 

それに、事実説明の仕方のニュアンスだけでなく、明かに第三者に対して、SLAPP原告代表者の会長(以下S会長)さんの記述の誤りを立証できるところだってあります。

それは、私が提出したADR(裁判外紛争解決制度)申請の申立日と申請先の名称です。この2つがばっちり間違っています。実際の申し立ては、その間違った記載(2015年10月16日)よりも1ヶ月早いのです。その1ヶ月の違いが、裁判の争点となった出来事の推移についての解釈を変えてしまいかねない。....これらの細かい内容は、また回を改めて、後々ご説明できればと思います。(なお、これと同じ誤認記述をS会長さんらが以前に裁判所に出していて、私からは既に一審の裁判中に反証しているのですが、裁判官だけでなく、ご自分たちの利害に関わる筈の原告当事者さえも、読んでくれてなかったんですね..........。)

 

しかしこれは、(こういった不実記載とはまた別の)やばい問題...つまりその....、S会長さんがとっても大事にしている筈の「人権」の問題.....には抵触しないのでしょうか?

 

『コロニアルサイコロジスト』は会員だけに送付されるものです。会員は自分の所属する組織がどのように活動をしているのかを知る権利がありますので、あくまでも学会内部に限るものであれば、実名等を含めての通知であってよいと思います。

ですが、言うまでもなく、インターネットは全世界に対しての公表なんですよ!!

 

言論の自由の尊重は、(ホント身にしみて!! ) 大大賛成なのですが、これって、場合によれば、名誉棄損じゃないですか?S会長さん、あなたは、私たちの言動を、あなた方にとって都合が良く一方的な解釈が見え見えの記述へと<作り上げて>ませんか?

私たちを実名で報じるからには、それだけの覚悟を持ってくださるのですよね?

 

控訴は受理されているのですよ。裁判は、まだ二審へ係属してるんですよ!

報告なら、控えめに、「一審に勝訴しました」でしょ?

 

なによりも、会員の皆さんへの「執行部内のごたごたで、ご心配おかけしました、申し訳けありませんでした」ってお詫びがどこにも書いてない、これって致命的にダメじゃない!?......例によって例の如く、自分たちの都合ばっかり!!(だいたい、一般会員に事後報告で、年間の組織収入の3分の1をSLAPP提訴で浪費しておいて....)

 

「全面勝訴のお知らせ」って、ねえ、ちょっと会長さん....いちびり過ぎじゃない?

 

裁判で勝った人は、そこまでしてよいほど、優位を得たのですか?

強者となって、そこまでのおごりを衆人に見せつけても、よいのですか?

負けた人は、物心ともに、たくさんのたくさんのものを奪われますよね?

そして、弱くなりますよね?「社会的弱者」ですよね?

 

そう、これが、「弱者と共に生きる、共に歩む」をスローガンに掲げてきた、「弱者との共生学会」というハリボテ組織の正体です。

 

S会長さんたちの言う「社会的弱者」ってなんなのでしょう?

共に歩むS会長さんたちは、「社会的弱者」本人じゃありません。

そこには、<差別意識(上から目線のパターナリズム)>が隠されています。

 

S会長さんやSLAPP訴訟の原告の人たちは「専門家」と名乗っています。

その「専門家」さんたちが共に歩むことができる「弱者」とは、あくまでも、

S会長さんたち「専門家」が、コントロールできる(支配下に置いて操れる)、

お薬漬け、精神医療福祉制度の手かせ足かせをはめられた人々に限られるのです。