強みの集合体

ありがとうございます。国枝です。


今日は終盤発注をしているときにお一人様のお客様がいらっしゃいました。少し店内が騒がしくなり、パートナーが状況を説明しに来ました。

そのお客様がかなり酔っているらしく、大声で叫んでいる、と。「早く酒もってこい!肉もってこい!」と。

酔ったお客様の応対では町田時代から得てきたものがあります。腕のみせ所ですね。

東久留米ではお一人様でいらっしゃるお客様が少なくありません。自分の予測では単身者が多いのではと…

まずこういった場合には大声を出すことから止めにいかねばなりません。だからといっていきなり「やめてください」と言うわけにもいけませんし、それはマイスペではないと思います。

まずはお客様のお話をしっかりと伺うことから徹しました。まず一番にお酒が不正な券肉が欲しいのか、スタッフに相手してほしいのか、スタッフの態度が悪かったのか。
しっかりと会話をし、お客様のお話を伺えば、大声をだされることもありません。

どんなお酒がよろしいですか?から始まり、お客様の好みを伺い、焼酎、とにかく強いもの、ということで、泡盛をお出ししました。

自己紹介をすると、年齢を聞かれ、62歳のそのお客様の息子さんと近い年齢だったようです。話をしていくにつれてお客様は今単身であること、息子さんも家をでてしまって、今一人であること。「親の気持ちなんてわかんねぇんだよな…」と。

自分はお客様の気持ちを察し、店内に余裕もあったので、持っていったお肉を自分で焼きました。

今日は自分が息子さんの代わりに親孝行しますよ。

何度も何度も「ありがとう」「息子よ」とおっしゃっていただけました。

2杯目のウィスキーをご注文いただいたので、お水を一緒にお出ししました。


「お父ちゃんに長生きしてほしいから飲み過ぎないでね。お水も持ってきたからさ。」自分はあえて敬語を遣わず、お父ちゃんと呼び、そのお客様の息子さんになりきった気持ちで接しました。
お客様の目から涙がでてきました。

最後はまともにお一人で歩けないくらいに酔っ払ってしまいました。
タクシーを呼び、地べたに座りこんでしまったお父ちゃんの横でしゃがんでタクシーを待ちました。お父ちゃん、3月になったけどまだ寒いねぇ。風邪ひかないように元気でね。そんな会話をしながら、タクシーがつき、お父ちゃんは帰っていきました。

お父ちゃんは酔っ払って今日のことは覚えてないかもしれませんが、息子は牛角東久留米にもいます。

お父ちゃんはまた会いにきてくれるでしょうか。きっと息子が成長している姿をみるのが楽しみでしょう。
お父ちゃんが次いつ会いに来てくれても恥ずかしくないように自分を磨いていきます。