ウルトラマンX(エックス) なりきり衣装 自作 | SLAP の ウルトラ系モノ作りとか(^_^;) 

SLAP の ウルトラ系モノ作りとか(^_^;) 

無いものは・・・・作るんだ!!




皆さん、ウルトラマンX見てますか?各話がもう色々楽しくて、
残り1か月程で終了してしまうのが大変惜しい・・・・そんなウルトラマンXの子供用コスプレもどきというか、なりきり衣装(上半身の製作)について、紹介します。

お面は既製品の改造ですが、それ以外は手作りです。



製作発表のあった東京おもちゃショーで撮影しまくって、出来るだけ正面の画像を息子の身体に合わせてプリントアウトし、各形状を決めました。


(1)胸部

先ずはXの特徴的な胸部から製作しました。



①撮影した画像を元に胸部を工作用紙等で検討します。



②枠組みその他は、ソフトボードで作って、生地を貼りつけます。



③ベース部分にはダークグレーの生地を貼りつけます。




④胸部の網部分は元々白い材質なので、染めQ銀で染めます。



⑤網素材をソフトボードに貼り付けた後、目標形状に切断し、ベース部分に貼り付けます。




⑥今までのなりきり衣装では外付けだった胸板を今回は衣装内蔵型にしました。ソフトボードで製作



⑦胸板の裏側には単3電池BOX(エーモン製・12V変換)と点滅回路などの場所になっています。




⑧胸部及び胸板部の次にみぞおち部をソフトボードを曲げながら製作し、銀のエナメル合皮を貼り付けます。




⑨カラータイマー部はいつものように透明塩ビでバキュームフォームで成型します。




⑩胸部完成、といってもカラータイマーの枠は未だ生地を貼りつけた工作用紙のまま・・・後で樹脂でバキュームフォームかFRPで製作し直したいです(^_^;)




⑪胸部裏側はRGBのLEDのケーブルだらけ(^_^;) 胸板裏側にある回路とはコネクタで接続します。



(2)腹部



お腹の6PADもソフトボードで形を作って、グレーの合皮を貼り付けて製作します



(3)襟部

立体形状なので意外と何回も作り直す程、難しかったです。




①首周りのグレー部は内側に段があるけど、反対側は無いので、グレー生地に貼り付けたソフトボードの片側をカッターで切断します。




②段差部分は生地貼らないので、ジェッソ下地剤を筆塗りして・・




③ミスターカラーNo.116ブラックグレーを塗布します。



(4)肩部

多くのウルトラマンの肩は、大きくして力強さを表現していますが、今回のウルトラマンXも例外ではありません。



今回のコンセプト「出来るだけスーツの内側で体型を表現する」為に、百均でゴムボールを切断し、内側にウレタンフォーム硬度#6を貼り付けて厚さを調節して、肩のアンコを製作しました。



(5)スーツ組立



胸板裏の電源ケーブル。今回はスイッチを下側に配置しました。




腕、肩、胴体もデザインに合わせた生地を貼りつけて、スーツの完成です。

とにかく複雑なデザインでした(^_^;)




後ろ側です。
背びれは、ファスナーと背びれ生地を同時に縫い付け→ソフトボードの貼りつけの順で嫁さんがやってくれました。


(6)マスク

といっても、ショップで売っているお面の改造です。



①まず既存のお面の眼とヘッドホン部を切り離します。




②光らせたいところを石膏粘土で造形して・・・


③バキュームフォームで成型します。





④眼は透明塩ビと白色プラ板の二重構造だけど、ヘッドホン部は白色プラ板だけで製作しました。



⑤眼の裏側はクリアイエローを塗布して、自然光色のLED2個ずつを使用。

ヘッドホン部はギンガの時に作ったクリアブルー+クリアグリーンと銀色で塗装し、白色のLEDを使用。




⑥お面の裏側です。

光が漏れないようにフェルト生地が貼ってあるのが分かります。





手袋も追加して完成。






ザナディウム光線時にカラータイマーを黄色じゃなくて、金色に光らせることも可能です。


ちなみにパンツはOLD-NAVYの単色スキニージーンズを使用してます。