ガキの頃、同じ帽子をかぶらされ

列に並ばされた頃から俺は

なんだかそれが心地悪くて

その帰り道に帽子を捨てた。




皆と同じようにするのが

イヤで仕方がなかったのは

自分にフタをされてる様な

気持ちがしたから。




優等生なんて言われた事は一度もない

問題児

劣等生

はみ出しもの

大人に反抗したり

あえて悪い事をするつもりなんて

まったく無なかったけれど

自分の興味がある事に夢中でいたら

そう呼ばれて大人達に叩かれた。




最初はそんなヤツが沢山いたのに

中学、高校と...

成長する度に減っていく

大人達や社会に叩かれて

たいらになっていく。




今でも好きな絵を描いて

好きな服を作ってるオレは

たぶん

でっぱりを嫌う

たいらな社会から見れば

はみだし者なんだろう