どんなに想像をしても

人の痛みを感じる事は出来ない

それが

震災から3年が経って

オレが思う事。



目の前でひどい怪我をしている人がいる

痛そうだな…と思っても

当然だけど、自分は痛くなはい。



カラダの痛みだけではなく

心の痛みも

全く同じ事だと思う。



辛い思いをして傷ついた人がいる

可哀想だな、辛いだろうな

そう思っても

同じように心が傷つく事はない。



震災から3年が経っても

被災した方々の心の傷は

癒える事はないでしょう



オレは、震災から3年が経ち

正直なところ

普段は全くその事を考えない

それは、自分が被災していないから

本当に心が傷ついた訳ではないから



だから震災から3年目の今日

普段は気にしていないくせに

「被災された方々の生活が戻りますように」

なんて安易な言葉を書くつもりはないです。



ただ、思う事は

傷ついて辛い思いをしている

そんな人達が目の前にいたら

オレはそんな人達を

助ける事ができるだろうか?

優しくできるだろうか?



願わくば多くの人達が

今よりもっと人に優しくできる

そんな世の中になって欲しい。




当時、SLANGYが好きでいてくれた人達

「亡くなった友達が、彼氏が…

SVARTさんのデザインが大好きでした

頑張って下さい」

そんなメッセージを今まで何通か頂きました。



上手くいかなくて、くじけそうになった時

そんなメッセージに救われて

オレは今でも変わらずに

絵を描き続けています。



あの世でも喜んでもらえる様な

カッコいい絵を描いていきたいと

思って頑張っています。




震災で亡くなった方々のご冥福をお祈り致します。