おじさんはゆく。
その後。
おじさんは、その会社の面接にもう一度スーツを着て、履歴書を持って来てくれと言われ、
面接へ。
たくさんの学生が受けているなか、英語も話せないといけない、貿易に興味がないといけない
という条件の元、おじさんは、゛人を惹きつける魅力がある。おもしろい゛という理由だけで
採用。
そして、決まっていたプリンタ会社もやめて、貿易商社に入社。
入社後、毎年新人の恒例となっている中国、タイ、シンガポール、などアジア諸国を回って、
3000万円売ってくるという意味不明なミッションも、会社始まって以来はじめて、おじさん
が達成し、伝説を作る。
話はとんでしまうが、22歳から20年間おじさんはこの商社で働き、なにをやってもいいという
商社ならではの世界の中で、新しい雑誌を作ったり、新しい事業にチャレンジしたりして20年間
働き続け、最後の大きな商談で、血を吐き商談を決め、このままでは死ぬなと思い、ついに
商社を辞めることになる。
その後、小さなデザイン会社に入り、イベントの企画などもやり、数年その仕事を
続けた後、引越しのバイトをしながら暮らしていたところ、今の僕との仕事の声が掛かり、一ヶ月前
から内装業界に足を踏み入れている。
かなりはしょってしまったけど、マクドでこんな話を約2時間、おじさんはノンストップで人生を語り、そして僕は、
全く、だるいなーとか思うことなく、波乱万丈伝を見ているよりおもしろいこのおじさんの話に聞き入ってしまいました。
入社のきっかけとなったお姉さんとのその後を聞くのは忘れてましたが。
最後の10分くらいで、おじさんは、「最近人生で初めて女に振られてさ、心に穴があいててさ。」と、女子高生みたいな
事を言いただし、二人で爆笑してました。
僕がこのおじさんの話を聞いて思ったこと。
やっぱ人生楽しんだもん、やったもん勝ちやな。と。