以前にも少し紹介した本『お金の大学』

非常に面白い本なので、自身の理解度を高めるためにもここでシリーズ化して内容を棚卸ししていきたいと思います。

ちなみに本当に勉強したい方は本を買ったり、動画を見た方が確実に勉強になるので、絶対にそちらをオススメします。

【STEP0 経済的に自由になるための基本】
まずは重要な公式、

【経済的自由=生活費<資産所得】

これは資産から得られる所得が生活費を上回れば、自身が働かなくても生活できる状態になる。

つまり文字通り、経済的に自由になる為の公式なわけです。

とはいえ、こんなのは誰でも分かってるけど、それがうまく行かないから困ってるんでしょうが!!って話ですよね(笑)

資産所得をどのように増やしていくか等についてはもっと先になってからなので、まずは基礎的な理解を深めていきたいと思います。

ちなみに、通常働いて生活している人にはこの公式に+労働所得が加わります。

自分を含め、多くの人がここからの稼ぎで生活してるのが実状なんじゃないかと思います。

労働所得と資産所得。

これは読んで字のごとくですが、何処から所得を得るかという点に大きな違いがあります。

労働所得はいわゆる自分の労働を対価に得られる給与所得や事業所得といったもので、生活の根幹部分に位置している人が多いものです。

一方、資産所得は資産の労働を対価に得られる配当&利子や不動産所得といったものになります。

この2つの所得の内の資産所得が増えれば増えるほど、自身が労働をしなくても生活が出来るようになっていくわけです。

ここまで読んでいる方の中には、

『うわぁ〜怪しげな話来たわぁ〜。よくある不労所得で経済的に自由になりましょう!!的な怪しいセミナーでよく見るやつだわー』

と感じてる方もいるかもしれません。

自分もそう思いながらこの方の動画を見始めました(笑)

実際、世の中には死ぬほどこういう関係の怪しげなセミナーがあります。

いわゆるネズミ講のようなネットワークビジネス、絶対に勝てる情報商材、口コミの儲け話などなど。

自分もかつてそういった類の集まりをやるつもりは全くなしに、誘われて興味本位で見に行った事がありますが、かなりヤバかったです。

ちょっと考えればおかしな点がいくつもあるのに、それには全く触れず、メリットと仲良し感を出し、高額の商材を仕入させ、

『これを誰かに売れば君に〇〇%の利益が上がって、人数が増えると還元率が上がって、その知り合いが売り上げた分の○%が君にキックバックされて、いずれ君は働かずに経済的な自由を手に入れられるようになるし、そうなるまでしっかりサポートするシステムになってるから安心だよ!!』

なんて感じなやつでした(笑)

『コレにハマるやつなんているのか…?』なんて思ってたら、数年後に大学の同級生、先輩、後輩が数名がっちり洗脳済の状態に。

いわゆるネズミ講のシステムになってるのに、それを説明しても、

『メンターの〇〇さんからは、理解が足りてない人にはそういう風にしか受け取れないんだって言われてる。実際、〇〇さんはこのビジネスで年収〇〇〇〇万円で、高級外車に乗って、タワーマンションに住んで、経済的に成功してるけど、〇〇君は働き続けてても、経済的に自由になれてないよね。だったら〇〇さんの言ってることの方が正しいでしょ?その人から直接教えてもらえる機会があるんだから最高だよ!』

ってな具合です。

まぁ本人が好きでやってるみたいなので、個人的に遠くから応援だけはしてます。

絶対にそのへんの話には関わらないし、話してくれるなと釘は指してますが。

話がズレましたが、そういった怪しげなものと違う点は資産所得を上げることだけを推奨してるわけではなく、根本的な生活費を下げることの重要性なども含めて、総合的な経済力を上げることをまとめている点。

この本では経済的自由を得るためには5つの力が必要だと書かれています。

①貯める力

②稼ぐ力

③増やす力

④守る力

⑤使う力

この5つの力を鍛えることで、経済的な自由に近づいていけるという訳です。

しかも、この本の約半分を最も基礎的で重要だとされている貯める力の説明に当ててます。

余計なはなしも多分に入れましたが、ここまでで、19ページ分です(笑)

どんだけ濃厚なんだよ!と思うかもしれませんが、イラストでかなりわかり易く、文字数も少なめなので本当に読みやすいです。

何より、本自体がフルカラー本。

フルカラー本はめちゃくちゃコストかかるので多少利益はあるでしょうが根本的には割に合わないんですよね。

それでもコレで出してきてるのがすごいなぁと。

取り合えず、今日はSTEP0の部分だけ、簡単に整理してみました。

また定期的に棚卸ししていきます。

次回はSTEP1 貯める力 固定費見直し編を書いていきたいと思います。

では、また。