もう10年ぐらい前から、老後は田舎ぐらしと思っていました。
今住んでいるマンションにいるとなぜがぜんそくの苦しさが頻発し、出張にいくとなぜか調子がいい。
マンションの部屋が悪いのか、住んでるエリアが悪いのか。いろいろ考えましたが、試しに住んだ田舎のアパートはぜんそくがあまり出ませんでした。
毎日都心へ出勤していますので、マンションのせいだけではないでしょうけど、住んでいる環境は大きな影響があると思います。
結婚当初は都心に近い公団に住み、そこで私も子供もぜんそくがひどくなり、郊外のマンションに引っ越ししました。そこで子供はすっかり良くなり、今もぜんそくはほとんど出ません(風邪をひいたりするとでるようです)。
今度は私が年齢とともに悪くなって。
そう、10年前大阪に転勤になって、その事務所がたばこOKだったので、発作がひどくなったのです。あの時はしんどかった。いまでいうリモートオフィス(ワークスペース)で半分仕事をしていました。大阪は喫煙文化でマナーも悪いかったな。
大阪では宮武内科医院にお世話になりました。
本社に戻ってからも会社の喫煙室に悩まされ、よく外で仕事をしていました。
だんだん悪くなるわけですね。
直近は喫煙室もなくなりましたが、こういう面じゃ遅れた会社ですね。
そのころから老後の住まいを探していましたが、簡単ではありませんでした。
50代後半は、こどもが大学を卒業し、貯蓄ができるようになりました。
すると一年ごとにいい土地を探すようになったのです。昨年よりは今年さらに来年といった具合に資金が増えましたので、欲張っていいところを探すようになりました。
それと同時に妻の要望も聞かなくてはならず、どんどん範囲が狭まって、田舎(自分)と都会(妻)との攻めぎあいが始まりました。
先述の幹線道路はそういうわけで、候補地につきものになりました。
なかなか都会っぽく、田舎っぽいところなんてありません。
今回見つけたのは駅から2Kmで調整区域(指定区域)でした。現状畑でお隣まで開発が行われているところで、そのエリアの最後の一つでした。
調整区域は300㎡以上の敷地の開発となりますから、広くていいのですが資金は予算オーバーです。
でも私と妻の最後の合意点と思われますので、清水の舞台から降りたつもりで決定しました。
これから建設ですが、妻の資金援助なしではちょっと苦しくなってきました。