英語の検定試験のTOEICの過去問を見ていたら、どことなく堅苦しいというか、形式主義的で官僚主義的な気がした。例えば4択の中から一番正しい単語を選ばなければならないというのはそれである。しかし、実際の会話の中では多少ワードチョイスが変であったり、文法が微妙に間違っていても通じるものである。非ネイティブの国の人で英語がそこそこ喋れる人でも、TOEICや日本の大学受験の試験問題を受けさせたら、案外点が取れなかったりする可能性がある。このTOEICはアメリカが作っているものだが、最初に提案したのは日本人だから、日本の受験英語の癖が抜けていない気がする。ある会社の人に聞いたら、このテストでの点数はあくまでも目安ですということで、問題を解く能力と実際の会話力はまた別なのだろう。その意味では、日本人は官僚主義者が多い気がし、受験英語の癖が抜けずに細かいことばかり考えているから話せない気がする。個人的には、イギリスが開発したIELTSの方が、自由記述欄もありより本人の実力を計れるように思う。しかし、兵庫県の斎藤らは役人上がりだから、本当に官僚主義者そのものである。あんな官僚主義者が兵庫県も国も動かしているのだから、日本が駄目になる理由も分かる気がする。