フィリピンは、80年代に独裁者のフェルディナンド・マルコスに対する革命が起こり、マルコス政権が崩壊した歴史を持っている。島国では革命は起こり辛い(ただし、イギリスでも清教徒革命、名誉革命など王権への抵抗は起こった)と思われるが、やはりそれだけ独裁政権というのは腐敗していたのだろう。極右みたいな筑波大学名誉教授、中川八洋は、フランス革命などを含めて随分と革命がお嫌いなようだが、少なくともマルコスのような腐敗した独裁者は倒されるべきだったのである。中川八洋こそ、保守というより極右であり、権力や権威に民衆が反抗するということが大嫌いであり、お上べったりの独裁者狂である。そんな中川には、チリのピノチェトや、スペインのフランコや、フィリピンのマルコス、ザイールのモブツなどの極右独裁政権の国に住むのがお似合いである。中川はヒトラーやムッソリーニはアウトだと言っているのに、フランコや蒋介石などは自由主義者、正当な保守主義者とか言っているのだが、ヒトラーなどが駄目なら同時にフランコなども非難されてしかるべきであり、中川の本性など独裁好きの極右思想者だと思われる。少なくとも、私ならそんな国に生まれたくはない。