2009年、クウェートで、ナスラ・ユセフ・モハマド・エネズィという女は、元夫の結婚式会場のテントにガソリンで火を放つ。元夫の再婚への怨恨が事件の原因であった。これにより、57人もが焼死、90人が火傷などの負傷を負った。ナスラには知的障害の子供が2人いたので裁判では減刑が求められたが、当然中東なのでそんな言い訳は通らず判決は死刑(絞首刑)。2017年に執行されている。銃器や刃物による犯行とは違うが、死者57人というのは世界の大量殺人事件でもかなり上位にランクインされると思われる。こんな人間は、正直死刑でも仕方ないように思われる。中東は、人権が抑圧されている国が多いが、刑罰の厳しさは日本も見習うべき所である。