▷ご訪問ありがとうございます。

私は、恥ずかしながら、コーヒー大好き人間でして、どちらかと言えば、昔は、コーヒーと名がつけばなんでも良いいタイプでした。
そして、若い頃、今でいう「糖質悪玉論」にかぶれていて、砂糖は悪だ、みたいな考え方でしたね。
▷当然、朝食時には、ノンシュガーのコーヒーだし、昼間でも、ミルクは入れても、シュガーは毒のように思って毛嫌いしていました、笑。
それが、ガラッと変わったのは、崎谷博征先生の書籍に出会ってからですね。今から、20年近く前のことでしょうか。

生化学の本→生田哲先生の本→「慢性炎症」という理論に出会う→そして崎谷先生の本

というルートで、「糖のエネルギー代謝」というものが、あらゆる生活習慣病の主な原因となっていることを知りました。

また、一方では、「食の安全性」の観点からの健康理論の流れもありました。
食品への添加物や家畜へのホルモン剤投与、抗生物質投与などの人体への悪影響の問題。
確かにこれらの問題が、大きな発癌へのリスクとなっていることは間違いがないのですが、また、一方で、解毒を心がければ、また、安全な食品を摂取すれば、防ぐことができることでもあります。
しかし、「糖のエネルギー代謝」の問題は、生化学のややこしい理屈が付き纏います。なかなか理解が難しいですね。
わたしは、ガンが「慢性炎症」が原因だと、安保徹先生の書籍から学び、崎谷先生へとつながって来たわけです。

▷私たちのこの世界は、いわば「エネルギー」に満ち満ちています。物質=エネルギー(E=mc2)とアインシュタインが言ったわけですが、この宇宙はエネルギーそのものなんでしょうね。
ただ、取り出すことがなかなかできなかった。
しかし、ニコラテスラ(エジソンと同時代)という大天才が、単にコイルの巻き方一つで、空間からエネルギーを取り出すことを発見し、また、電気を空間を飛ばして、送ることまでも発見していたのですが、邪悪なイルミナティ(DSカバール•.グローバリストたち)の妨害で、日の目を見れなくなったわけです。

話は、飛びましたが、このように、我々の科学は、誰かの圧力で歪められ、遅れてしまったのです。

それが、トランプ・プーチン革命の出現によって、隠されて来た様々な有効な技術がまもなく解放されます。本当に楽しみです。

《崎谷博征先生のFBより》

『コーヒーに関する誤解について〜リアルサイエンスシリーズ』


最新の疫学的調査で、1日3杯以上のコーヒーがメタボの重症度や潜在的リスクの低下と相関していたという結果が報告されています(Coffee consumption might be associated with lower potential risk and severity of metabolic syndrome: national health and nutrition examination survey 2003-2018. Eur J Nutr. 2024 May 4. doi: 10.1007/s00394-024-03367-1)。

カフェインレスでは、その効果がなかったことから、コーヒーの効果がカフェインにおっていることは間違いありません。

さて、コーヒーに関しては、一般健康ポップカルチャー同様、現代医学でも、私たちのからだの基本的な仕組みを理解していないために、誤解が生じています。

「朝にコーヒーを飲むのは危険である」というエビデンスを提示した主張がなされているいうサイトがあり、そのことに関してパレオ協会の会員さまから真偽のご質問がありました。

そのサイトが主張するエビデンスを見てみると・・・・・

メリーランド州ベセスダにある米国防衛医科大学(Uniformed Services University of the Health Sciences)の学生(博士課程候補生)のブログ記事でした(「The Best Time for your Coffee」 Steve Miller, 23 Oct 2013)。

この記事の内容からそのサイトが抜き出した結論は、

早朝にコーヒーを飲むと、

・朝のコルチゾールの分泌が減ってしまう
・血糖値が上がる

という理由でNGとしています。

??????

コルチゾールには日内リズムがあり、早朝に高くなることは基本的な仕組みです。

早朝にコルチゾールというストレスホルモンが高くなるのは当然です。

就寝〜早朝にかけて徐々に低血糖が進むからです。

コルチゾール脂肪や筋肉を砕いてブドウ糖に変換し、血糖値を上げるストレスホルモンです。

これが夜間〜早朝(あるいはファスティング時)の低血糖時に、脳などのブドウ糖(あるいは果糖)を必須とする組織が死滅しない仕組みです。

早朝の一番低血糖が進んでいるときに、コルチゾール分泌が最大になるのは当然ですね。

そして、起床時に食事を通して、血糖値が上がることで、コルチゾールの分泌が低下します。

これは、コーヒー(ショ糖あるいはハチミツ入り)を飲んでも同じく、コルチゾールの分泌が低下します。

それではブラックコーヒーを飲んだ場合はどうでしょうか?

この場合は、コーヒーのカフェインがさらに糖のエネルギー代謝を高めるため、さらに血液中のブドウ糖が消費され、さらに低血糖になります。

したがって、コルチゾール(その他アドレナリンなども)は、血糖値を上げようとして、さらに分泌されることになるのです(Caffeine Stimulation of Cortisol Secretion Across the Waking Hours in Relation to Caffeine Intake Levels. Psychosom Med. 2005; 67(5): 734–739)。

これはブラックコーヒーを糖質なしで飲んだ場合に限ったことです。

よく勘違いされることですが、コーヒーを朝(あるいは午後)に飲むことで、睡眠と覚醒のサイクルがおかしくなることもありません
(Caffeine-dependent changes of sleep-wake regulation: Evidence for adaptation after repeated intake. Prog Neuropsychopharmacol Biol Psychiatry. 2020 Apr 20:99:109851)。

糖のエネルギー代謝が十分に回っている人であれば、就寝前にコーヒー(糖質と一緒に)を飲んでも、睡眠が妨げられることがありません。むしろ熟睡できるくらいです。

コーヒーに糖質を入れるか、糖質と一緒に摂取すれば朝食と同じですから、これも当然です(朝食をとると睡眠―覚醒のリズムが狂うことはない(^_−)−☆)。

血糖値が低下するのは、カフェインの糖のエネルギー代謝を高める作用の一つです(カフェインの作用の詳細については、基礎医学ニュースレター『カフェイン イン コンテキスト(in context)』参照)。

したがって、糖質と一緒にコーヒーを飲むことが基本になります。

血糖値が高くなるのは、起床時という低血糖状態のときに、ブラックコーヒー(糖質なし)を飲むときだけです(コルチゾールなどのストレスホルモンの分泌で血糖値を高めるから)。


まとめると、

コーヒー(カフェイン)は投与される状況(文脈)によって、作用が正反対になります。


コーヒー(カフェイン)は、食事後や十分な糖質補給後には糖のエネルギー代謝を高め、コルチゾールなどのストレスホルモンの分泌を抑えます。

その一方で、起床時や運動時の低血糖状態に、糖質なしでブラックコーヒーを飲むと低血糖状態になり、コルチゾールなどのストレスホルモンが過剰に分泌されて、筋肉や脂肪を分解します(これで全身に炎症が起こります)。

コーヒーのカフェインには糖のエネルギー代謝を高める作用が基本にあるため、必ず燃料となる糖質と一緒に摂取しましょう(^_−)−☆。







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転載終わり