▷ご訪問ありがとうございます。
ゴールデンウィークも近づいてきましたね。34年ぶりの円安で、海外旅行も少し減るのではないかと思いますが、逆に、インバウンドは増えるのかな?

どっちにしても、この時期は、いつも私には騒がしい時期ですね、笑。静かにのんびりと、移動なしで過ごしたい。

▷さて、何度か取り上げているテーマに「マイクロプラスチック」の体内への侵入という問題があります。
今回も、崎谷先生からの報告では、動脈硬化の手術などで、動脈内から多数のマイクロプラスチックが、発見されているようです。
マイクロプラスチックそのものが「動脈硬化」の原因にもなっているということですから、極力それらを含む食材をとらないこと、また、タイヤからでる空中に浮遊するプラスチックなどにも注意がいるとのことですね。
しかし、この地球に生きている限り、根絶は、今の所難しい。
摂取したものを自分の力で排出する力をたかめる以外にない。

その意味からも、「糖のエネルギー代謝」を円滑にすることを忘れないことが重要だと言っておられます。

代謝を悪化させる、特に悪い糖の代表は、「果糖ブドウ糖液糖」と表示されているもので、それを含む製品は絶対に避ける。
自然の砂糖、黒糖などは普段通り摂取して構わないと思います。
お菓子類にこっそりと入っている甘味成分「人工甘味料等」も避ける。
また、いっぽうで、ビタミンB群の摂取には気をつける。不足気味の場合は、サプリメントでも良いと思います。
私は、10代から、コーヒーなどの飲み物には、一切砂糖を入れずに過ごしてきました。
しかし、結局、中性脂肪、コレステロールは常に高め、挙げ句パニック症、動脈硬化、不整脈、心筋梗塞、冠状動脈バイパス手術と、一通り心血管障害を味わい命拾いしました、笑。

なので、手術以降、コーヒーにも紅茶にも、お砂糖をスプーン一杯いれております。また、夕食でも、ご飯を必ず一膳は食べます。それまでは、ご飯を極力夕食ではぬいておりました。あまり意味はなかったのでしょうね。
それよりは、糖の代謝に気を使うべきでしたね。また、油の摂り方が最重要であることも、先生から学びました。

過去記事にもあると思いますので、検索してみてくださいね。

《崎谷博征先生のFBより》

『プラスチックは動脈硬化を促進する

リアルサイエンスシリーズ』

頸動脈という私たちの首から脳に向かう太い対の血管があります。

血流が多いので、切ると出血多量で死亡します。

よく映画などでも、頸動脈を切る殺人のシーンがあります。

この頸動脈に動脈硬化が起こると、血管の内腔(ないくう)が狭くなり、やがて脳に行く血流が少なくなります。

その結果、脳に血が足らなくなり(脳虚血)、意識を失ったり、麻痺が出たりします。

やがて血管が完全に詰まると、脳梗塞に発展します。

脳神経外科では、症状が出ていなくても、MRIや血管造影検査などで、頸動脈が動脈硬化で狭くなっていると、動脈硬化の部分を切除する手術(carotid endarterectomy)をします。

最新の研究で、この手術で切除した257人の動脈硬化巣を調べると6割から直径5ミリ以下の「マイクロプラスチック」などの微小プラスチックが検出されたことが報告されました
(Microplastics and Nanoplastics in Atheromas and Cardiovascular Events. N Engl J Med
. 2024 Mar 7;390(10):900-910)。

微小プラスチックが動脈硬化の部位に検出されたグループは検出されなかったグループに比べ、脳卒中や心筋梗塞を発症したり、何らかの原因で死亡したりするリスクが4倍超でした(34ヶ月の追跡期間)。

つまり、私たちの飲み物、食べ物や大気中から摂取した微小プラスチックは、動脈硬化を進行させて血管を詰まらせる作用があるということです。

現代社会では、よほど山奥で自活している人たち以外は、大量の微小プラスチックから逃れることはほぼ不可能です。

なるべくプラスチック容器のものを摂取しないこと。

道路際などの車の往来の多い場所に長時間居ないこと(車のタイヤから微小プラが大量に大気中に排出されている)。

特に微小プラスチックの汚染の深刻な海産物の摂取を控えること。

そして、何より体内に微小プラスチックが入って生きたときに、排出するエネルギー(糖のエネルギー代謝、基礎代謝)を上げておくことに尽きます(^_−)−☆。







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転載終わり