奇跡など一瞬で この肌を見捨てるだけ
 こんなにも無力な私を こんなにも覚えて行くだけ でも必要として

 貴方に触れない私なら 無いのと同じだから

 数えきれない意味を遮っているけれど
 美しいかどうかも分からないこの場所で 今でも

 呼ぶ声はいつだって 悲しみに変わるだけ
 こんなにも醜い私を こんなにも証明するだけ でも必要として

 貴方が触れない私なら 無いのと同じだから

  鬼束ちひろ 流星群 一部抜粋

「貴方が触れない私なら 無いのと同じだから」
貴方に触れたくても、もう2度と触れることも出来ない場所に行ってしまった貴方。
でも、ずっと心の中で生き続けています。