ああいえば こういうと


こういえば ああいうと


いつの間にか 見えなくなっていた 優しさ


時に嫌がり 時に強がり


振り返ってみると どれだけ素直になれなかったのだろう





積み重ねた 時間の中で


キミの言葉に 耳を傾けていたはずなのに


届けたい 受け止めたい


二つの想い 胸に抱きて


見えていたはずのものが 気がつかない場所で


見えなくなっていた




気がついたそのときは 時すでに遅くて


自分の中で 言葉に出来なくなっていた


たった一言 言えれば楽になれたはずなのに


簡単なようで 言葉は決して簡単じゃないから





たくさんの涙を流し 見えなくなっていたその道が 見えたとき 


ボクは キミは どのような選択をするのだろう


目の前に 広がるその道は 無限の選択肢をくれる


どんなに考えていても 心は自分に嘘は教えてくれない


どんなに演じていても 心はいつも自分に問いかけ続ける





振り返り 気がついた 涙の数だけ


自分の心に 自信をくれるかな


変わらない想いを 胸に抱き 繰り返す毎日


でもひとつ 自分で 自分に素直になれたとき


変わらず そばにいてくれたキミに 笑顔を向けられるかな





わずか一歩 それが大きくて


でもゆっくり 歩んでいきたい