流れる時間をゆっくり噛みしめる時はあるのだろうか

時計という名の時間に縛られる毎日の中で 当たり前であることがどんなに幸せかを

何気なく過ぎゆく時間も 精一杯で余裕がないときも

気づかずに後で気がついて 無くしてしまったものもあるよね



流れゆく時間はいつも同じ方向で 後戻りが出来ない

それが人の心にいつの間にか見えないブレーキをかけるよね

失ったものは取り戻せないと

いつの間にか自分に言い聞かせてしまっている

戻せない時間の流れでも 行動することで取り戻せる過去もある

何が自分の心の本質か いつでも問いかけ続けるよ 自分の心に



子供の頃は感じるまま行動できたのに

大人になるにつれて 何事にも理由を付けることが多くなる

仕事お金など いつの間にか守るべきことを覚えてしまったからかもしれないね

世の中の汚い面を見てしまい 綺麗事だけじゃ生きていけないと



流れゆく時間の中で 時計に縛られることが多くなる

理想と現実の狭間の境目をいつも 綱渡りしながら歩む道

世の中の流れと その目を気にしながら閉ざした心はいくつあるのだろう

いつかきっと

叶う叶わぬは結果論で たとえそれが心の片隅でも 願い思い続けることに意味がある

現実に絶望しないためにも

それが時を刻む その瞬間の糧