11/27、転院先の石田記念大阪前立腺クリニックで初診がありました。
密封小線源治療のスーパードクター岡本圭生先生のクリニックです。
初めての大阪で戸惑いながらも無事到着です。
ロビーには、全国から20人近くの患者さんが待っていました。(毎週水曜日が初診の日なのです)
紹介状や生検時のプレパラート、生検の報告書、CTや骨シンチなどの画像を提出して採血です。
自分はMRI画像を撮られていなかったので、提携クリニックで骨盤腔MRIを受けました。終わったと同時に画像CDが渡されます。(凄い!)
提携クリニックには、送迎付きです。
その間に小線源治療のスーパードクターである岡本圭生先生が資料に目を通すと同時に生検プレパラートの再評価をしています。
先生の再評価によってグリーソンスコアが厳しくなるケースも多いようです。
自分が呼ばれました。
開口一番、「MRIも撮っていないなんて理解できない。正しい診断なんて出来るわけがない。」とご立腹の様子。
更に、追い打ちをかけ奈落の底に突き落とされるような再評価が。
検体12本中4本が陽性でグリーソンスコア「3+4=7」の評価だったのですがそのうちの2本が「4+4=8」と「4+5=9」と再評価されてしまいました。
中リスクから高リスクへの再評価です。
この状態であれば、被膜外浸潤しているかもしれないとのこと。精嚢浸潤はないとのこと。
MRI画像からは、前立腺左葉に1.5センチ大のがんが見て取れます。
「大きいなぁ。」との先生の声。
「この状態で小線源単独治療では危険である。従ってトリモダリティになる。(トリモダリティとは、ホルモン療法〜密封小線源療法〜外照射療法の3つの療法を組み合わせて行う治療法です。特に高リスク前立腺がんには有効な療法とされていますが、実施機関が非常に少なく特に北海道はゼロです。)
しかし、安心しなさい、必ず治るから。」との先生の自信に満ちた発言。
(岡本先生が治療した超高リスク·高リスク前立腺がん患者の5年非再発率は95.2%を誇ります。再発した4.8%は局所ではなく元々微細な転移が骨にありそこから再発したとのこと。局所に限れば、非再発率100%を誇ります)
そして次に「来てよかったね〜。」と笑顔で答えられました。
そして「大丈夫、このがんであれば3年後に治療しても治ります。」とも言われました。自分は驚いて「治療もなしに3年後にですか?」と言うと「そんなもんです。」との返答。
少し安心させられました。
奈落の底に落とされた気持ちの自分には、何とも頼もしい後光が差すような先生の言葉でした。
そして、こんないい加減な診断では正しい治療ができるはずもない。従って生検からやり直すことが必要との判断でした。
「生検は、がん細胞の有無だけではなくどの位置、範囲にどのくらいの悪性度のがんが分布しているかを知る重要な検査。12本くらいで分かるわけがない。従って経会陰式前立腺生検を行い前立腺全体に全て行き渡る数の針を刺します。」との事。再生検は、来年の1/9に決まりました。
その後、先生による触診、超音波プローブによるエコー検査、心電図等様々な検査をして16:30くらいに終了しました。
9:50にクリニック入りしてから、7時間以上かかりました。
疲れました、、、、、、、
自分は中リスクがんだから小線源単独治療だと思ってたのですが、とんでもない事でした。
もし、前病院の診断を信じて前立腺全摘手術を受けていたら「100%再発していた。」と先生に言われました。外照射単独治療も自分のがんの悪性度では、線量不足のため恐らく根治できず、再発の憂き目に遭い長生きできなかったでしょう。
自分で調べに調べて大阪の石田記念大阪前立腺クリニックに通おうと決めた自分の判断を褒めてあげたいと思います。
転院してギリギリ命が救われた思いです。岡本先生なら必ず治してくれると信じています。
がんサバイバーである諸先輩のブログを拝読して驚くのは高リスクでも前立腺全摘手術をしてる方が多いことです。かなりの確率で再発しておられます。その後の治療も大変です。
やはりトリモダリティ一択のような気がします、高リスク前立腺がんは。
何とか根治目指して先生を信じて頑張ろうと思います。
初診終了後、大阪在住のがんサバイバーであるブロガーさんとお会いして一杯やりながら情報交換をさせていただきました。
やはり、同じ病を持つ身、お互いの気持ちが手に取るように分かりあえるため、奈落の底に落とされ何も食べられない鬱状態の自分の気持ちも徐々に明るさを取り戻すことができました。
またの再会をお約束してお別れしました。
全ては、夢の出来事ではなく現実。
しっかりと現実を受け止めて、落ち込まないで前を向いて歯を食いしばって頑張りたいと思います。