
昨年の秋、ひょんな?機会があり故郷の小学校の近くにある柳の木を訪れました。
その柳は「遊行柳」といわれ、西行や芭蕉が歌を詠んだ昔ながらの柳の木です。
もちろん、西行の時代や芭蕉の時代から数百年も生存するはずがないので、何代目かの柳の木であろうと思われます。
芭蕉が奥の細道で「田一枚 植えて立ち去る 柳かな」と歌ったように田んぼの真ん中にあります。
この柳の手前に歴史館と売店があり地元の野菜や昔ながらの饅頭が並べられています。
平日であったせいか売店に客はなく、高齢の女性が美味しいお茶を出してくれました。
商売っ毛がまるでなく、話を伺っていると、西行や芭蕉や遊行上人と言った歴史上の人物とその游行柳にまつわる話を聴かせてくれました。
随分と博学の女性だなと身構えていると、やはり昔、小中学校の先生をしていたとのことでした。
そこで、60年前の自分が小学1年生のときの恩師を思い出して、担任の先生の名前を出してみると、驚いたことにその女性の妹さんですとのことでした。小学校へ初めて入っての担任の先生の顔は今でもはっきり覚えています。優しくまた厳しい先生でしたが、数年前に他界されたとのことでした。
現在自分がこうして生きているのもその先生方々のお陰であると感謝の念でいっぱいになりました。
「少年老いやすく学なり難し、一寸の光陰軽んずべからず」と言われますがまさにその通りで60年の歳月はあっという間に流れたように思いました。
残された人生も長いことはありませんが、
精進し、勉強(読書)し前を向いて悔いのない生き方をしなければならないと反省する次第です。
写真はお借りしたもので、季節は芭蕉が訪れた田植えの季節です。
この柳には、やはり田植えの季節が良く似合いますね~~
東京から高速道路で3時間かかります!