聞き忘れた![]()
わすれられないおくりもの(評論社)
著:スーザン・バーレイ
訳:小川仁央
「わすれられないおくりもの」第二夜
ある夜、ぐっすりと寝入ったアナグマは
不思議でとても素敵な夢をみました。
その夢とは、年をとって体も若い頃のように
動かなくなったはずのアナグマが走っているのです。
もう、杖もいりません。
地面からも浮きあがったように感じてとても自由でした。
次の日の朝、アナグマはいつものようには起きてはきませんでした。
その夜、雪が降り寒い冬が始まりました。
来週、ネットで聞いてみよう![]()