こんにちは
ソフト整体サロン ルリアン 江草加代子です
うつ病を経験し、私が本当の自分を取り戻せたわけ
④【うつ病との闘い】(⚠つらい人は読むの注意)
クスリを飲みながら仕事を続けました。
職場に行くと、
支援ちゃんや子どもたちに癒されパワーをもらえ、
支える側の先生という立場なのに、
私の方が助けられていました。
もしかしたら
「躁鬱」だったのかもしれません。
しかし、症状は悪くなる一方。
基本的に眠れない。
自分の身体を少しでも癒そうと、
仕事帰りにマッサージ店に駆け込み、
一時間ほど爆睡して帰宅するという毎日の繰り返しでした。
包丁が怖くて握れなくなり、
コンロの火が付けられなくなりました。
おまけにスーパーが苦手になり、
出入口付近の惣菜コーナーとコンビニにしか行けなくなりました。
栄養とか考える余裕もなく
子どもたちには惣菜の毎日。
子どもたちも私のしんどさが伝わっていたのか
家事を手伝ってくれたり
布団を敷いてくれたり。
後にパニック発作だと言われるのですが、
人混みが苦手になり
息を止めないとエレベーターにも乗れない。
電車はずっと目をつぶって寝たフリをしていました。
職場の体育館での集会がつらくなり
こういう時に支援ちゃん担任でよかった、と
集団に入りにくい支援ちゃんと一緒に
体育館の外で息抜きしたりしていました。
雑音がしんどくて
イヤーマフを使ったこともあります。
過呼吸もひどくなり、何度も病院に運ばれました。
どうしても出かけなくてはいけない大阪市内で
パニックになり
近くに住んでいた友だちに泣きながら電話をして
救急車を呼んでもらったこともあります。
その友だちは息子に電話してくれ
息子は「家のことは心配しなくてええから」
と病院で呼吸が落ち着いてから
友だちの家に泊まらせてもらったこともありました。
ベランダの下を覗き込んでは
「落ちたら痛いかなー、痛いだろうなー」
とボーッとしてしまうことも。
そこで思いとどまれたのは
今、私がここから飛び降りたら
誰がこの子たちの明日の朝ごはんを用意するんだろう。
誰が明日の音読のサインを書いてくれるんだろう。
お弁当はどうしたらええんやろ。
死なないで骨だけ折れたら痛いよな。
そしたら、入院できるんかな。
子どもたちが悲しむ、とか、ダンナが悲しむ、
とかいう相手の感情を考える余裕すらなくなり
変な心配が私を思いとどまらせてくれました。
予定もまったく立てられなくなります。
時間の見通しも立てられない。
段取りが立てられない。
やることは一つずつ。
それが終わってから、はい次。
「ママ、次に何したらいい？」
子どもに聞いていたこともありました。
買い物も何を買うのか忘れる。
何をどこに置いたか分からなくなる。
忘れ物が多いから
教室と職員室を何度も往復する。
決定的なことが職場で起こりました。
避難訓練の歩くルートさえ
咄嗟に思い出せなくなりました。
支援ちゃんに手を引かれながら
「先生、こっちやで」
と歩いている自分の姿に
…もう、仕事はムリだな
悲しくなると、過呼吸が起こる。
パタンパタンと倒れる私。
家で子どもたちはそんな姿を見て
さっとビニール袋と血圧計と発作時のクスリを差し出してくれる。
ついに
「入院した方がいいですね」
と医師に言われました。
夫は単身赴任中
子どもは4人
私が入院するなんて不可能だと思いました。
その反面、
今は休みたい、
逃げたい、
ゆっくり眠りたい、
癒されたい、
医者に言われたんやから仕方ないよな、
と入院を受け入れる決断も早かったです。
次回は
⑤まさかの「閉鎖病棟」です
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吹田市
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