タバコは髪だけでなく、健康にも悪い影響を与えます。
まず、タバコが髪に影響を与える最も大きな害としてはニコチンの作用による毛
細血管の萎縮があります。
タバコを吸いニコチンが体内に取り込まれると、その作用により毛細血管が収縮
し、頭皮の温度を1℃~3℃も低下させてしまいます。
このように、毛細血管の萎縮は単純に毛根への血流量を減らしてしまいますので、
毛根に充分な栄養が行き届かなくなります。
また、タバコの煙には大量の一酸化炭素が含まれていますので、本来、酸素を
運ぶはずの赤血球内のヘモグロビンに強力に結合してしまい、慢性的な酸素不足
となり、毛母細胞の代謝が落ち、充分な毛根が育たなくなってしまいます。
このように単純に血流を阻害する要因となる事だけでも二重三重の悪影響を髪
に対して与えてしまうものである事を確信できます。
また、タバコは体内のビタミンCを大量に破壊・消費してしまいます。
人体には平均1200~1500mg.のビタミンCの備蓄が必要で、成人が1日で摂取
するビタミンCの平均摂取量は120~130mg前後が必要です。
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タバコ1本当たり、約25mg.のビタミンCを消耗しますので、4~5本程度の喫煙だけで
成人の平均摂取量120~130mgのビタミンを消費してしまいます。
ビタミンCが不足すると、コラーゲンの生成が妨げられ、頭皮が弾力性を失い、
硬くなっていきます。
確かにタバコは一時的なリラックスや、気分転換には最適なリセットアイテムである事は否定できません。
それに一度体内に取り込まれたニコチンの作用は2時間程度で消失すると言われて
いますので、1日3~4本程度の少ない喫煙であれば、さほどニコチンによる弊害は残りませんし、毎日少し多めにビタミンCを補給してあげればビタミンC欠乏にならずに済みます。
しかし、体内の酸化コレステロールや肺胞に付着したタールによる酸素交換力の低下はどうすることもできません。
タバコは健康にとっても髪にとっても毒性や被害をもたらすものであるので、
決してお薦めできません。
タバコを一本吸っただけで、即、髪が薄くなるということではないのですが、長い
目で見ると一つも良い事がないので、速やかに禁煙をお薦めします。
>>これでハゲを防げます