私の親友の華は、月ごとに彼氏を変えていく。
四月の男、五月の男、六月の男と。
四月の時は、確か骨折で病院に入院したときに知り合ったと言う研修医。
五月の時は、近所のパン屋で働く大学生。
六月の時は、彼女の父の会社の新人。前に高校生の男の子と付き合っていたこともある。
なんだかんだと華は、いろんな男にかわいいと言ってほしいらしい。
私は、このままほっとくべきかと考える。
このままだと、ルパン三世の峰 不二子並の魔性の女の女になっちゃうんじゃ……。
う~ん、安易に想像できるのがなんかやだ。
止めたほうがいいのだろうか。その内変な男と付き合いだすかもしれないし。
私は、華を電話で呼び出した。
「華、話すことがあるんだけど」
『なぁに?改まっちゃって』
「もう、男遊びするの止めなよ」
『いやぁよ』
「華
」
『美里が怒るのもわかるけど、男は私にとって食べ物と空気と水と同じぐらい必要なものなのよ。わかる?』
わかんねぇ、つか、わかりたくもねぇ、と、思った。
私は、華と絶交をした。子供っぽいかもしれないが、一生お互いの口を出さないことを約束したのでした。