夏の日差しがつよい日。
不良の俺は、屋上でタバコを吸っていた。
もちろん、サボリで。
こんな暑い日に授業なんて、やってられなくなり
教室から飛び出した。
まぁ、こんな感じの毎日だから
俺は留年をしている。
うーんと、2年留年してるわけだから・・・
20(ハタチ)である。
『コラ
また、タバコ吸って
』
とそう言って勢いよくドアを開ける理科の山下。
「20でも、学校では吸うなってか?ふざけるな
」
と俺は、山下に殴りかかろうとした。
だが、『学校の敷地内は、喫煙室以外禁煙なのよ
吸うなら、そこで吸いなさいよ
私だって、我慢してるのよ
」と。
俺は、思わずふきだした。
前から、変な奴だと思っていたが
あんな奴だとは思いもしなかった。
やっぱり山下は、ちょっと変だ。
「わかった
ちゃんと喫煙室で吸うよ
」と冗談で言った俺。
なぜか、山下は満面の笑みでいた。
次の日から、俺は喫煙室でタバコを吸い始めた。
山下と話す時間が、前より増えたのであった。