私は、男になりたか った。
だが、心は男でも体は女であって、毎日が嫌な生活が続いた。
男になりたい私は、まず男の下着を買うことにした。早速着てみたがなんだか変な感じ。
友だちの佳奈にも、「男ぽいから、やめなよ~」と言われたが私は男になりたいのである。
髪型も、今時の男らしい髪にし、私は男に変身できて満足だった。
そんなある日。
いつものように学校へ行く途中、突然。
「好きでしたー」と叫び声が聞こえた。
振り向くと、男子中学生が居た。
「直さーん」と叫ぶ男子中学生。
うるさいなと思いながら、男子中学生に近づくと・・・
私はこけた。慌てて、その男子中学生は私を抱えて病院に連れて行ってくれた。こけたショックで、私は記憶喪失になってしまった。
その男子中学生は、ものすごく涙を流していた。
私は、あんな涙が綺麗だなと思って、涙をなめた。
男子中学生が、赤面になってしまった。そして、男子中学生が「女らしいじゃん」と言った。私は、おんなもいいもんだなと思って女の生活をしていこうと決意できた気がした。