結構暗い内容がめっちゃ長~く書いてあります。
先に【前編】を読んでください。
読みたくない人はババーン!!と飛ばしてくださいませ。
【アルコール依存症】
世の中にはアル中といわれるもの。
アル中と一括りにいっても、大変な誤解と偏見がある。
一般的に認識されているアル中は、
体内のアルコール血中濃度が急激に上がり、体に異常をきたし、時には死に至る、『急性アルコール中毒』
毎日飲酒している飲んだくれの『慢性アルコール中毒』
の2種じゃないかな?
後者は、無職の中年オッサンが真っ赤な顔してふらふらの千鳥足で、昼間から酒瓶持って暴れているイメージが強いと思う。
漫画やテレビでそんな風に描かれているしね。
それが、問題なのかもしれない。
世の中、アル中といったら
「意志の弱い人間」
「不道徳」
「酒乱」
「人格の問題がある」
「倫理観がない」
などといったレッテルが貼られ、社会不適合者として白い目で見られます。
ところがじつは、これが大きな誤解であり、偏見。
アルコール中毒と、アルコール依存症は違う。
アルコール中毒とは、急性アルコール中毒として知られる毒性のもの。
アルコールを摂取(飲酒)する事によって、薬物アルコールの毒性の為に健康障害を起こしている状態。
治療は、体内からアルコールを抜く事と、アルコールの影響から起こった健康障害への治療なのです。
アルコール依存症とは、飲酒のコントロールを失う(コントロール障害)進行性の死にも至る病気です。
「酔って暴れる」「仕事もせずに朝から飲んでいる」という酔い方そのものを指すのではなく、「この辺でやめておこう」と思っても、なかなかブレーキが効かないという「飲酒量を自制(コントロール)出来なくなる」という状態。
そして、「精神依存」「身体依存」を引き起こし、アルコール性の身体疾患や社会的な信用の喪失といった状態に陥る。
精神依存・・・仕事を終え、家に着くとまずは飲む/帰宅途中でアルコールを買って飲む/休日の朝または昼から飲む/この辺で切り上げよう、やめておこうと思っても、はっきり酔ったと思えるまで、または酔い潰れるまで飲んでしまう/身体の病気のために医師などからお酒をやめるように言われているが、やめられない/周囲から非難されるので隠れて飲む/仕事中に飲酒する
身体依存・・・脂汗・寝汗/頻繁な下痢/眠れない/朝の吐き気-イライラする・怒りっぽくなる/こむらがえり・けいれん/憂鬱になる/動悸・高血圧・不整脈/身体がだるく、疲れやすい/幻覚(小さな虫や生き物が見える)/指先の震え(字を書くときなど)
アルコールに「依存」するから「アルコール依存症」と思われがちですが、これも誤解と偏見から生まれたイメージなのです。
アルコール依存症の人も、何とかして適量のアルコールで済ませておこうとか、あるいは今日は飲まずにいようかと考えていることが多い。
過剰な飲酒がもたらす様々な有害な結果を知っているにもかかわらず、飲み始めると自分の意志では止まらなくなって酩酊するまで飲んでしまう。
このような飲酒状態を「強迫的飲酒」という。
目が覚めている間、常にアルコールに対する強い渇望感が生じる。
強迫的飲酒が進んでくると常にアルコールに酔った状態・体内にアルコールがある状態にならないと気がすまなくなったり、調子が出ないと思うようになったりして、目が覚めている間は飲んではいけない時(勤務中や医者から止められている時など)であろうとずっと飲酒を続けるという「連続飲酒発作」がしばしば起こる事がある。
私がアルコール依存症だと気づいたのは毎日の体調不良に疑問を持ったから。
午前中は大概前日の酒が残っていて、グロッキー。
午後から動悸、手指のふるえ、呼吸数の増加、怠惰感。
お迎えに行く頃には、頭がふわふわして軽く興奮状態になっていた。
「離脱症状」というもので、<1>自律神経症状<2>情動障害<3>意識障害<4>幻覚症状という4つの階層あり、禁酒や断酒によって血中アルコール濃度が低下した場合に出現する。
私に毎日現れていたのは、<1>自律神経症状で、初期段階。
ずっと体調が悪かったのは、このせいだった。
飲めば治る。
これを繰り返していた。
でもさすがにおかしいなぁって。
なんとなく、“アルコール”“中毒”と調べてみたら、アルコール依存症に行き着いた。
今の自分に、ピッタリと当てはまる。
自己診断 をやってみたら、『重篤飲酒者』との判断。
長年悩まされてきた不眠も、アルコール依存症の症状の一つ。
調べれば調べるほど、恐ろしさを目の当たりにした。
友人、仕事、お金、家族、そして命を失う病気。
平均寿命は54歳だそう。
そもそもこの病気には治癒はなく、断酒をすることで進行を抑え、禁断症状(離脱症状)を克服しながら断酒をして、心身を回復させるしかない。
多くの人はこの離脱症状が怖くて、断酒できないでいるらしい。
私は、まだ軽度の依存症のようだ。
一人では断酒できないけれど、旦那様がいれば飲まずにいれてる。
もちろん飲みたい渇望は底知れないし、泣き叫んだりもしている。
常に頭は酒のことでいっぱいだ。
楽しく飲みたいんじゃない。
酔いつぶれたいんだ。
でも昨日一昨日あたりから、少し楽になってきた。
頭痛、倦怠感、発熱などの体調不良も、少しずつだが治まってきている。
今は<2>情動障害期なのかな。
不安感とイライラに押しつぶされそう。
家族に申し訳ないぐらい、制御がきかない。
情けなくなるよ。
でもおそらく、<3>意識障害<4>幻覚症状はないんじゃないかな。
このまま、回復してくれればと願っている。
まだまだアルコール依存症について書ききれないほどあるけど、よかったらアルコール薬物問題全国市民協会(ASK) も覗いてくださいませ。
こんなもんじゃない。
もっと重い症状に悩まされている人、やめたくてもやめれない人、それに振り回される家族。
苦しんでいる人は身近にもいるでしょう。
早い段階で気づいたら、治療を勧めてあげてください。
手遅れになる前に。
進行性で、致死的、治癒しない病気です。
正しい知識をもって、救いの手を・・・。