2011年2月26日(土)、
渋谷C.C Lemonホールで開催された
「コスモアースコンシャスアクト 野口健講演会 in東京」へ行ってきました。


簡単ですが、講演者、野口さんの略歴を紹介。

アルピニスト。1973年アメリカ・ボストン生まれ。
植村直己の著書に感銘を受け、登山を始める。
16歳にしてモンブランへの登頂を果たす。
99年、エベレストの登頂に成功し、「7大陸最高峰最年少登頂記録」を25歳で樹立。
現在はエベレストや富士山に散乱するゴミ問題に着目して清掃登山を開始。
清掃活動に加え、地球温暖化による氷河の融解防止に向けた対策に力を入れている。
(引用『自然と国家と人間と』野口健 2009年、日経プレミアシリーズ)

普段聴いているTOKYO FMで講演会の募集をしていて、早速応募をした自分です。
抽選の結果、招待状が届いたのは約一週間前。

やったーーーー\(^O^)/\(^O^)/

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それから一週間楽しみにしながら、当日は渋谷へと向かうのでした。

この日は良い天気!!

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講演開始は13:00、開場は12:00からだったのですが、
自分が到着したのは12:30頃、渋谷C.C Lemonホールの中へ入ると、
それはそれはすでにもう大勢の人が座っている。

なかなか(前の方で)空いている席を探すのも大変です。
あちこちを探すうちに、前から10列目くらい?の場所をゲット。

そこからもこの講演会を楽しみにしている人たちがたくさんいるのがわかります。


さて、13:00ちょうどにスタートした野口さんの講演。
(講演終了後に思い出せる限りでメモをしました)

 ・山登りとは生きると死ぬということが裏表であること
   仲間の体力が尽きてしまったとき、選択肢はふたつ。
   ひとつは、自分だけがその先の道を行く、
   ふたつは、二人ともそこで力尽きる。
  
    登山ドラマであるシーンですが、実際にそれを経験された人の話は
    本当に厳しいものでした。仲間もそれをわかっているし、助けようとしても
    ふたりともそこで死ぬしかない・・・
    辛いことですが、登山家の方はそれを覚悟で挑戦をしてゆくのですね。。。


 また、ちょっと和むお話も。

 ・自分(野口さん)は、登山家で環境の専門家ではない・・・はずが、
  道行く人が道路に落ちているゴミを拾う?拾う?という視線を送ってくる。
  そんなとき、どうしようかと思うけれどやっぱり拾ってしまう。

    富士山やエベレストの清掃活動が有名な野口さんだけに、日常から
    そういう目で見られるのは結構大変なようです(笑)
    尾瀬なんかをプライベートで歩いていてもやはり同じ境遇になるようです。
    大変ですね・・・野口さん。


 ほかに、お母さんがエジプトの方ということもあり、
 昨今のアフリカ情勢にも触れていました。

 ・各地で民衆が立ち上がっているが、アフリカの人たちは国の絆よりも
  部族の絆が強い。だから、このあと国をまとめてゆくのは大変になってくる。

 ・・・とのお話も。


まだまだお話は続きますので、続きは後編で。

なんせ13:00にスタートして予定90分(だったらしい)の講演時間が、
2時間半に及ぶっていうボリュームたっぷりのお話でしたので(笑)