ここのところハマっているドラマがあります。
NHKで毎週日曜23:00~放送されている「蒼穹の昴」です。

清朝末期の西太后や光緒帝を中心とした人間ドラマなのですが、
世界が大きく変わりつつある中で、中国を変えようとするチカラ、
また変えまいとするチカラのやりとりが悲しくも毎週見入ってしまいます。

そこで毎週のように舞台となるのが、西太后の別荘ともいえる頤和園。

西太后は紫禁城の雰囲気を嫌って、頤和園の景色をこよなく愛したといわれています。

2010年4月18日、
北京旅行の最終日に頤和園へ行ってきました!

ドラマと旅行記を兼ねて紹介です。


頤和園の入口。
北京市内から地下鉄で来ることもできますが、
北宮門駅からぐるっと壁に囲まれた境内を回るので意外に距離を感じます。。。

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この日は霧に包まれていたため、中に入ると神秘的な雰囲気が!!

万寿山区、湖岸区を見渡します。
昆明海を挟んで仏香閣がみえます。

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こちらは昆明区。
十七孔橋が目を引きます。この橋は中国庭園で最大のもの。

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近づいてみます。
約150mの石橋で欄干には獅子像が彫られています。
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さて、「蒼穹の昴」のお話。
1898年・戊戌の政変により西太后は光緒帝をここ頤和園に幽閉します。

戊戌の政変=西太后の専横や政治改革を目指した皇帝一派が弾圧された政変。
ちょうど「蒼穹の昴」第24回(3月6日放送)の内容がこれにあたります。


その光緒帝が幽閉されたのが、ここ玉瀾堂です。

門をくぐります。

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そして、建物が近づいてきます。

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中はこんな感じです。
きっと当時のままなのでしょう。

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ここを訪れたときは、まだ「蒼穹の昴」を見えていなかったので、
なんとなく通り過ぎてしまいましたが、
きっといま見るとさらに感慨があるのかもしれません。

だけど、あのドラマをみたあとにこの写真をみると、
少し寂しくも悲しくなってくるんですね。


特に「蒼穹の昴」では明治維新を経て急成長を遂げる日本も登場します。

これは年末のNHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」とは
日中真逆の視点で描かれているため、複雑な気持ちにもなります。

うまくまとまりがないブログになってしまいましたが、
最近ハマっているドラマ、「蒼穹の昴」と北京旅行4日目を綴ってみました♪