こんにちは、ダイスケです。


リンパ球数とNLRと免疫療法と予後について、思う所があったので書いてみようと思います。


自分はこの病気になって早い段階で自家がんワクチンという免疫療法の情報を得て、準備して、実際にワクチンを打ちました。

ちなみに、自家がんワクチンは白血球の中のリンパ球のメモリーT細胞に自身のがんを攻撃出来るように特異な情報を覚え込ませてキラーT細胞を働かせる仕組みです。


リンパ球はがん細胞が多すぎたりすると途中で戦いをやめてしまったりするそうですが、ワクチンで戦い続けられるようになるとのことです。

ここで大事なのはリンパ球の数が戦えるほど存在しているかどうかだと個人的には思っています。

少なすぎるとがん細胞を攻撃はするけど数が少なすぎて太刀打ち出来ないのではないか。

免疫療法の情報をネットで調べてみると、よくNLRという文言が出てきます。

これは白血球の中の好中球とリンパ球の割合の数を表します。好中球が多く、リンパ球が少ない事をNLRが高い状態といいます。

この場合、免疫療法で良い効果が得にくい(予後が悪い)そうです。

自身もNLRが高い状態が初回の手術後から今も続いています。

好中球とリンパ球のバランスを改善する方法がないか色々調べたりしていましたが、今の所良い情報を得られていません。

西洋医学では免疫力を上げるという事はそもそも出来ない。

笑って規則正しい生活を送るという策に行着いてしまう。実践しても効果は出ません(好中球が多く、リンパ球が少ない)でした。


東洋医学、特に漢方だと体が本来持つ正しい状態に戻して行くという考え方、療法があります。

今試しているのは人参養栄湯という漢方薬です。

好中球とリンパ球のバランスを本来あるべき状態にしてくれないかと期待しています。


https://www.philkampo.com/pdf/phil92/phil92-06.pdf


好中球が高い原因は、残存している、またはしていた腫瘍で炎症が起きている、または別の要因で慢性炎症体質のためと思われます。


なので、自家がんワクチンに限らず、免疫療法で効果が出やすいのは、初回手術で腫瘍がほとんど切除できていて、がん細胞の増殖、進行が抑えられて、NLRが低い状態、リンパ球が十分な量ある場合(1マイクロリットルあたり2000以上)なのではないかと考えています。


自分は6月末の血液検査(播種の治療のためアバスチンが始まったさあ)でリンパ球の数値が800あたりまで落ち込んでいました。

1500以下だと少ないと考えています。

3000近い数値になるとかなり安心ではないでしょうか。

なので、漢方でも何でも良いので、この体質を改善すべく模索し続けたいと思います。


絶対あきらめない!

なんとかなる。

信じる。

大丈夫。