昨日は、お世話になった方のお見舞いに行ってきました。
その途中、夕焼けがとても美しくて、思わず足を佇めて見入ってしまいました。
入院先の病院へ伺ったのですが、母が懇意にしていた方で、母共々俳句のご指導をしていただいていました。
昨年の夏ごろから入院なさっておられたのですが、私自身母の看病やその後母が他界したこともあり、心にありながらもなかなか伺えずにおりました。
いつも凛となさっておられるイメージをもっていましたが、度重なる入院生活によりさすがにお力落としのご様子が痛々しかったです。
父を送り、母も送った今、両親と同年代の人生の先達の方々には、いつまでもご健勝であっていただきたいと願っておりますが、そうも行かない現実を前にして、昨日は切ない想いが込み上げてきました。
老いは誰もが通る道ですから仕方が無いとは言え、寂しいものですね。
退院も間近とのことで、また自宅の方へ寄ってくださいねというお言葉を頂きましたので、落ち着かれた頃にお目にかかることをお約束いたしました。
今日は、眩しいほどの好天です。
雲が静かに流れていく様子に心が和みます。
空から力をもらって、さあ!
と、深呼吸して!
自分に気合を入れます。