(185)2024年にレベッカを振り返る | skyp2tの音楽が好き!

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いいなと思ってる曲を勝手に紹介してま〜す

今回はレベッカについて。

REBECCA



レベッカは4thアルバム、シングルは「ラズベリー・ドリーム」「ロンリー・バタフライ」あたりから入ったくちでしたが、これまでシャケ(ギター: 木暮武彦、娘は女優・杉咲花)がいた1st〜2ndまでが個人的には至高だと思ってました。

しかし最近、レベッカ
この動画を見て考えを大きく改めました。

1986年の学園祭ライブということだそうで。
ほんの40分足らずの映像ですが。


上と同じ内容です。


これは凄い!


本当に即興性のあるリアルなライブ・バンドだったんだな、

とただただ驚くばかりです。


こういうライブを見せられると言葉にならない想いが湧いてきますね。

どれだけ多くのライブを経てここまで辿り着いたんだと。


ロンリー・バタフライ」発売時ってこんなにNOKKO始めメンバー全員の脂が乗ってたんですねー。



キーボードの土橋安騎夫が洋楽であるヴァン・ヘイレンの「JUMP




のフレーズを弾き始めるところ(26分頃〜)。


オーディエンスがそれにしっかりと反応するところも、

洋楽邦楽関係なく共に同じ音楽を共有していたという当時の時代性が垣間見れるところです。



土橋安騎夫といえば

後にイギリス🇬🇧の70'sプログレッシブ・ロックバンド、ルネッサンス


Renaissance



のボーカル、


アニー・ハズラム


Can You Understand? / Renaissance

ルネッサンス1974年のTVライブ。

ブリティッシュ・トラッドフォークをメインにクラシックとジャズ・ロックをミックスしたようなバンドでした。アニー・ハズラムは流石のボーカルです。アルバム『燃ゆる灰』と『四季』はよく聴いてましたね。



とアルバムを作った程のプログレッシブ・ロック好きで、ストーンズエアロの影響が強いロックンロール気質なシャケとは異なった音楽的方向性を持ってました。



土橋安騎夫 ソロアルバム『FOX

(1990年11月21日発売、右は2007年4月25日再発バージョン)


Diving For Pearls

(アニー・ハズラム参加曲)


上と同じ内容です。



実際2ndアルバムまでのメインソングライター、シャケによるギター・カッティング中心のアレンジから、シャケとドラムの小沼達也の脱退後(後にこの2人が中心となりレッド・ウォーリアーズを結成。レッド・ウォーリアーズ結成当初のバンド名は"レベッカ♂"だったらしい)、

土橋安騎夫が完全にイニシアチブを獲った3rdアルバムからはキーボード主体のよりポップなメロディとアレンジに変わりました(1987年までギターはいましたけど)。


丁度そんな時期のライブです。





このライブでは大雨のため機材トラブルで完全な状態でキーボードが使えなかったようで、結果コメントにも書かれているようにシンセによる音のコーティングがなされてない分、技巧派リズム隊の二人(ベース高橋教之、ドラム小田原豊。 小田原さんはかなりのミュージシャンのレコーディングに参加してますよね)がレベッカの屋台骨であることを露出させている点がほんと興味深いです。


NOKKOの体調不良(40度の高熱)、悪天候、機材トラブル、あらゆるマイナスの要素を一切マイナスに捉えず、己れの力技でプラスに持ち込める

これまでの積み重ねからの確信と、その確信の強靭な強さに痺れまくりました(特に後半)。


久々にライブ動画を観てドキドキ💓しましたねー。ライブにはやっぱりドキドキが必要です。


🔸


凄い凄いといわれた昔のミュージシャンって結局思い出補正なんじゃないの?


なんていわれそうですが、


いやいや、


今観ても

とんでもなくレベッカは凄かった。




レベッカ

1991年にバンド解散。


2015年に奇跡の復活を果たし、

現在は7年ぶりの全国ツアー絶賛真っ最中だそうで。




9月29日(日)午後7時からBS松竹東急の無料放送で2017年の日本武道館公演が観れるらしいですよ。




ちょっと初期のレベッカも観たくなったんで。

お付き合いを。



1stアルバム『ヴォイス・プリント

(1984年5月21日発売)




収録曲

🔶ウェラム・ボート・クラブ🔶


上と同じ内容です。

これ、1stシングルバージョンなんですね。

シャケが全編アコギ使ってます。

アルバムバージョンしか聴いてこなかったんであれっ、て思いました。

アルバムバージョンはシャケのエレキギターのカッティングがカッコ良いんですよ。

YouTubeにはありませんでしたけど。



と思ったらアップルミュージックにはありました。

そうそう、ここの2分44秒からのシャケのギターソロ。

あと今聴いてて気がついたんですけど、この曲ベースラインで好きになってたんだな、と。


🔶百萬弗コネクション🔶


上と同じ内容です。


この曲聴くとやっぱり初期のシャケが作った曲と中期以降の土橋安騎夫が作った曲は構造が違うなってことがわかりますね。

ベースの高橋教之の音のデカさとシャケのカッティングがとにかくカッコいいなあ。



2ndアルバム『ナッシング・トゥ・ルーズ

(1984年11月21日発売)




🔶結接蘭 破接蘭🔶


題名はケセラン パセラン(KE・SE・RUN PA・SE・RUN)と読みます。




"ケセランパセラン"と"ケセランパサラン"の違いが未だにいまいちよく分からない(笑)


スピードナンバーです。

この曲レベッカの曲では2番目に好きかも。



レベッカで個人的に一番好きな曲はこちら。

NOTHING TO LOSE


上と同じ内容です。


シャケのカッティングがもう最高です。

ロックですね。




でも当時ヘビロテしまくっていたのはやっぱりこの3曲



🔶ロンリー・バタフライ🔶


そして



🔶ラズベリー・ドリーム🔶

🔶モーター・ドライブ🔶


だったりします。




リミックスバージョンの12インチシングル

なんてのもありましたね