Ferry Boat / Unicorn | skyp2tの音楽が好き!

skyp2tの音楽が好き!

80年〜00年代の邦楽・洋楽が大好き!
いいなと思ってる曲を勝手に紹介してま〜す

暇な時やゆっくりしたい時は、相変わらずApple Musicを彷徨っている事が多いんですけど、そこで気になった曲や好きな曲があれば、これから単発でたまに紹介していこうかと。

{30E68C1D-A957-4916-AA25-5DE627B10654}

今回は、
1976年 英国  
Unicorn の3rdアルバム 


『Too Many Cooks 』Harvest SHSP4054
より、


「Ferry Boat」


という曲。

「一角獣」というバンド名。日本にも同名バンドがありますね。

ジャケット・アートがなんとも印象的です。

UFOなのか麦藁帽子なのか。何が飛んでいるのか、拡大してもいまいちわからないところが幻想的で好きです。


この曲、初めは不思議なゆらぎを持つアメリカン・カントリーなんですけど、中盤からの上がり方があれあれっ、とブリティッシュになって行くんです。

そして疾走感あれど押さえたギター・ソロへ。

けど最後は結局ブリティッシュに帰結する、そんな構成が気持ちいいんです。
なんか。


N.W.O.B.H.M.が一面に持っていた、
「冷めた炎」
を感じる曲です。
SHIVAなんかがこういう感性を受け継いでたような気がします。


歌詞は、
にあがってました。


最近Apple Musicで昔のアメリカン・ロックをよく聞くにつけ、N.W.O.B.H.M.がいわゆる(これまで正史とされてきた)ブリティッシュ・ロックだけに影響を受けていたという訳でなく、当時のアメリカン・ロック(アメリカン・カントリーやサザン・ロック)にも同時代的な親和性を持ち、影響を受けていたということに気づいてきました。



それではまた不定期で。



《Unicorn》情報
60年代初期にバンド、ピンク・ベアーズを結成。
ニール・ヤングやトラフィックに影響を受けつつ、71年にUnicornの名でトランスアトランティック・レーベルと契約し、同年1stアルバム『Uphill All Way』(TRA238)をリリース。
74年にはカリスマ・レーベルからPink Froydのギタリストのデイブ・ギルモア(David Gilmour)プロデュースで2ndアルバム『Blue Pine Trees』(CAS1092)をリリース。
76年には同じくデイブ・ギルモアプロデュースでこの3rdアルバムをリリース。77年には、ラスト・アルバム『One More Tomorrow』(SHSP4067)を同じくハーヴェストから発表。