昨日Eテレ深夜にやってた『浦沢直樹の漫勉』。
面白かったですね~。
いろんな漫画家さんが出てくるんですけど、熱くてクリエイティブで。
あの1枚の原稿にどれだけ時間をかけてるんだと、ホント魂すり減らして書いてて、びっくりしました。
普段漫画殆ど読まないんですけど、昔から浦沢直樹のは好きで読んでます。
特に『MASTERキートン』は僕にとっては今でもバイブルですね。
と、いきなり別の話題から。
シルバーウィークになってやっと時間が出来たので、先日行った台湾旅行をまとめようかと思います。
事前にお断りしておきますがいつもよりかなり文章が長いです。

《行く前》
台湾に行くのは今回初めて。
去年新婚旅行でスペインに行ったのが楽しかったもんで。今年も行きたいなと。
それまでは数十年前に卒業旅行で友人と
北京~上海~広州~深セン~香港~マカオをプロペラ機と鉄道で乗り継いで一気に縦断して以来。
当時は中国の経済成長が始まったばかりの頃で、広州駅には沿岸部に仕事を求めて山間部から来たお世辞にも綺麗な風体ではない凄い数の群衆が、だだっ広い駅前広場に仕事にあぶれてただただ座り込んでいるわけです。
その中をすり抜けて進んでいったり、まだ発展前(高層ビルも数える程しか建ってなかった)の深センの高級ホテル(当時学生が泊まるのにも余裕の金額だった)に、燕尾服やドレスを着ている客達のイヤーな視線の中、友人と着の身着のまま汚いヨレヨレの格好でチェックインしたことなどが思い出されます。
今じゃたくさんの中国人観光客が日本に来て爆買いしているのを日々目の当たりにしていると隔世の感があるわけです。
ところで今住んでいるところは観光地が多いのですが、そのあらゆるところに多くの外国人観光客が来ています。
日本を訪問している外国人観光客のトップは中国・韓国といったところなのですが、こちらの地域は台湾からの観光客がトップなんですね。
沖縄より先の近くて遠い国、台湾。なんで日本に観光に来るんだろう。どんなところかなあと。当初は沖縄に行こうと思ってたのですが、旅行代も台湾の方が安い、物価も安そうだ、ということで嫁も納得、といったところで決定しました。
*ちなみに1元=日本円で4円ぐらいです。少し前は3円ぐらいだったようなので少し元が高くなってますがそれでも安いですよね。
決めるにあたって、
・フカザワナオコ著「母娘 台湾ふたり旅」
(海外初心者の著者が母親を巻き込んでの台湾凸凹ふたり旅。マンガだからすぐ読めます。面白いです)
・ayako著「台湾のたびしおり」
(台湾大好き、消しゴムはんこ作家のayakoさんが独自の視点で書いた台湾本。はんこやイラストが可愛らしく、いっぱい情報が載ってるのに見易い構成です)
をまず買ってきて、家で何度も読み直しました。
実際現地に持っていったのは、
・「るるぶ 台北’16」
これ1冊ですね。出かけるときは常に持ってました。
事前にいきたいところを嫁の意見も取り入れつつセレクトして、付属の地図に印を書き込んで、その上で何回もルートのシュミレーションをしておきました。
その他地下鉄の乗り方とか。
まあ事前にやってても、現地に着くと違ってたり間違えたりするんですけどね。事前に一応やっておいたほうが安心しますよね。
行き帰りの飛行機+選択指定のホテル3泊のみで、その他は全て自由行動のツアーにしました。
やっぱり添乗員付きっぱなしのツアーだと行きたい店とか行けないし、現地へ行ってのドキドキ感
を味わうならやっぱり自由行動がいいですよね。
行く前に今回の台湾旅行のミッションを設定しました。
『台湾の食べ物を食べまくること』
《出発!~台湾1日目》
出発です。
エアーチャイナの直行便で約4時間。
台湾桃園空港という少し台北市内より西に外れた国際空港に無事到着したのが午後7時頃。
そこからホテルまではチャーターバスで1時間程ですかね。
ちなみに台湾は日本と1時間しか時差がありません。
時差ボケは全くなしです。
高いところには元々泊まる気がなかったので、検索して悪くない評価だった「グリーンワールドイン林森」に決めてました。
ホテルはMTR中和新蘆線の「中山國小駅」から徒歩7分ぐらい。
ビジネスホテルよりほんの少しだけ大きい位の部屋でしたけど全然問題なしでした。
ホテルはコンビニがすぐ隣にあって、地下鉄駅からもそんなに遠くなく立地はよし。
ホテルと駅の間には、以前ブログにも書いた夜市、
雙城街夜市(シュアンチョンジエイエシー)
もあり、1日目の夜食はここの屋台飯でした。
その時行った豆花(トウホア)のお店は
『丁香豆花(ティンシャントウホア)』で、愛想の良くないおばさんが、漢字だらけのメニューが読めなくて悩んでいると、無言でサッと日本語メニューを差し出してくれます。
席もカップルが4組座るといっぱいです。
豆花(トウホア)は台湾の伝統的なスイーツ、いわゆる「豆腐プリン」のことで、お餅やタロイモ、タピオカといった色々なトッピングが楽しめるヘルシースイーツです。
夏菓子って感じであっさりしてて美味しいです。
雙城街夜市には台湾ドリンクスタンドの『清玉(チンユー) 』というチェーン店がありまして。
メニューはこんな感じです。
ここはサイズを指定したあと、氷の量と砂糖の量を変えてくれるんです。トッピングも可です。
この時は「冬瓜青茶」をセレクト。
英語から推察するに「完熟白メロン With 緑茶」ってことだろうと。
飲んだらさっぱり甘みのある味でなかなか良いです。
砂糖を70%~50%にするともっとあっさりした味に
なったかもしれません。
他にも猪肉ソーセージとか、鳥の頭とか売ってる店で鶏皮を食べたりしましたが、うーん・・・
やはり牛肉ラーメン屋台の娘さんが黙々と包んでいた餃子が一番美味しかったわけですが、今日「雙城街夜市」でググってたら、今年行かれた方がこの餃子を絶賛してましたね。
やっぱり美味しかったんだ、と改めて納得しました。
ここの夜市は観光客相手ではなく地元の人向けですので日本語話せる人は殆どいません。だけど大体ジェスチャーとメニューの指差しでなんとかなります。とういうか相手が察してくれますね。
そのあと、ホテルへ帰る途中で偶然見つけた雑貨店『勝立生活百貨(ションリーションフォパイフォ)』へ。
雑貨や生活用品、家電などなんでも屋さんです。昔ながらの、って感じです。
食品は結構揃ってます。量り売りのお菓子もありました。
ここは午前1時までやってるんで、コンビニにはあまり行かず、結局3日間この店でビール買ったりとかバラマキ用のお土産買ったりと、寄りまくりでしたね。重宝しました。
台湾の信号機は、青信号になると上のタイマーがカウントダウンして、0に近づくと青信号の人のマークがいきなり走り出すところが日本と違って面白いです。台湾の人ってせっかちなんですかね?そうは見えませんでしたけど。
2日目は次のブログで・・・
台灣のコインランドリー、中にUFOキャッチャーが。ちょっと洒落てます。