【東倉里(北朝鮮) 8日 ロイター】 北朝鮮は8日、北西部東倉里の「西海衛星発射場」で、今週打ち上げを予定しているロケット「銀河3号」などを外国メディアに公開した。
同国は「気象衛星」の打ち上げと主張しているが、日米韓は長距離弾道ミサイルの発射実験だと主張している。
同発射場の張明進総責任者は、「弾道ミサイルなら、地下に隠されているか、保護のために別の車両に載せる必要がある。そうでないなら、実際の戦争では役に立たないということだ」と述べ、ミサイル実験との見方を否定した。
北朝鮮は、ロケットに積載する気象衛星「光明星3号」や管制室も公開。同衛星は宇宙空間で、故金日成主席や故金正日総書記の歌を流すとされている。
共同通信が張氏の話として伝えたところによると、「銀河3号」は全長30メートル、直径2.4メートルで総重量91トン。2009年に打ち上げた長距離弾道ミサイル「テポドン2号」の改良型とされる「銀河2号」にさまざまな点で改良を加えたという。
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