親戚の物置に眠っていた
Mcculloch MAC 10-10(1970年代)
古いしエンジンはかからないし、修理頼んでも断られたというので長年放置してたらしい。
処分しようとしてたので貰ってきた。
状態
リコイルを引いてみるとスパークプラグに火花が飛ばない。
しかし圧縮はあるし見た目も悪くないので見込みはありそうだ。
20inバーと程度の良いソーチェーンが付いている。
刃は、ちょっと高さがあり長く、見慣れない形。
ゲージは1.5㎜かな、?ピッチは3/8に近いようだがちょっと違うような?
後で調べてみよう。
と、いうことで復活を信じてオーバーホール。
鋳造の金属ボディーにエンジン・ハンドルなど全て直付けで頑丈そうだが振動も凄そう。。
最近の防振対策されたSTIHL・Husqvarnaから見ると、かなり違和感のあるレイアウトだが、シンプルでわかりやすい。
燃料タンク・オイルタンク・キャプレターと洗浄。
燃料系統は大丈夫そうだし手動のオイルポンプも正常に動いた。
あとは問題の電気系統
年代相応のポイントとコンデンサーによる点火。
まずはポイント調整から、接点を磨き、シックネスゲージが無いのでハガキで隙間調整・・・なんか懐かしいなぁ!
んでもまだスパークしないので、あちこちテスターを当てると、どうもプラグコードが怪しい?
端っこが炭化してたので、長さに不安はあったがちょん切って試すとパチパチ!・・・キタッ!
さて組むぞっ・・・と、ここで不安的中?
1㎝程切っただけなのにプラグコードが短い!
カバーを多少加工してなんとか届いた。
そして、そして、数回リコイルを引くと・・・・・・パンッ!
おっ!・・・続けて引くと・・・何とオーバーホール3日目にして長い眠りから復活した。
キャブ調整も問題なく完了。
独特のエンジン音でアイドリングも安定している。
しかし、予想通り凄い振動で手が痺れる。
試しにハンドル取付部にラバーを挟み込んでみると、これが効果あり。
防振グローブと併用して遊んでみっか?。
右から
Mcculloch MAC 10-10(1970年代)50歳未満
STIHL 026(1990年)30歳
Husqvarna 550XP(2012年)9歳
チラッと写ったトップハンドルソーや電動ソーも含めてチェーンソーが6台になった。
家内から「そんなにほしいのか?」と言われたが
釣り好きの友人が
「釣り竿だって一本じゃ足りない」とフォローしてくれた。