Altocumulus in the sky -42ページ目
ぷつっと針が私を刺す 注射なんてキライ
消毒薬の匂い 苦い薬 ぜんぶキライ
ホイップクリームの波に乗り遅れて ぼくは膝をかかえて空を見る
あぁ 変なプライドが邪魔をする ホントは今すぐ駈けて行きたいくせに
朦朧とした景色の中にあなたがいた そんなはずないのに
風邪のせいかしら それとも胸の奥にしまった密かな願望
波打つ洋酒色の空 風に少し酔いながら
瓶の底は揺れる 時間の振り子のように
風が冷たいからっていう言い訳 寄り添うための
黙ってても伝わるって ほんとのことに思えてくる

