Altocumulus in the sky -10ページ目
見上げてたのは私だけだった たくさんの人のなかで
静かに舞いあがる夕暮れの風 すこしあたたかな節分祭の夜
少しだけ遠くが見える僕は 少しだけ明日が見えちゃうのだ
明日は今日より少しだけいい日って わかっちゃうのだ
ベランダでひなたぼっこのぶち猫 洗濯物の陰にみつばち
春かと思った あやうく
捨て去りたい衝動にかられる時がある 無性に
それが 私を構成しているなにかであったとしても
魔法使いになれたら争いごとをなくすのになぁ それは子供のころの空想だけれど
大人になったいま 本気でそんなことを思う

